おはようございます。フロサポのみっちーです。
昨日のナビスコ杯準々決勝、川崎も出ていれば、ウィークデイを楽しむこともできたし、敗戦のショックを振り払うこともできたかもしれませんが(大敗していれば、また別ですが・・・)、そもそも予選敗退してしまっているという情けない状況です。
ということで、今朝は、先週発売された「フットボールサミット第32回 川崎フロンターレ夢の新等々力劇場」のご紹介です。
そのまま中身を書いてとネタバレになってしまいますので、前回との比較をしてみたいと思います。
前回とは、ご存知の方も多いと思いますが、1年半前に「フットボールサミット第19回 川崎フロンターレ夢の等々力劇場」が発行されています。今回は、その続編?というか新訂版?となるのでしょうか、いずれにしても今の川崎についてを切り取られた記事が満載です。
前回が第19回で、今回が第32回までということで、間には12回しかありません。J1クラブが18あることを考えれば、川崎は、全てのクラブを順に紹介するよりも、面白い素材のクラブということで、売れると見込まれていると喜んでいいように思います。ウラではまだ、紹介されていないクラブもあるということですからね。
ちなみに前回版が発行されたのは、2014シーズンが始まる直前くらいでしたから2013シーズン3位となり、ACLへの出場も決まっていて上昇ムード真っ只中でした。
前回版では、ショウゴもまだ大卒新人で、まだ一回も試合に出ていない状態で、非常に初々しいコメントも読めますが、今回は、しっかり表紙の一角に収まっています。
風間監督のサッカー哲学については前回は、単独での記事でしたが、今回は、水沼さんとの対談形式です。さらにですが、ケンゴもヨシトも前回は単独記事でしたので、今回は、ケンゴとリョウタ、ヨシトとショウタと2人セットでの記事となっています。
なお、前回は、ふろん太も単独の寄稿でしたが、今回は、ふろん太、カブレラの2人で寄稿しています。1年半前は、カブレラはいなかったんですね。時が経つのは早い・・・。
今回は、ケンタロウ、ショウゴ、シンタロウの筑波組や、今年入った(復帰した)タサやエウソンが取り上げられています。前回は、ジェシ、ヘナト、パウリーニョのブラジル人トリオが個々に取り上げられていたのが、懐かしいです。
個人的に今回版で一番興味深かったのは、フナの記事です。今期から松本での絶対的な地位を捨てて、どうして川崎に来てくれたのか、ずっと謎でしたから。今回の記事で完全にではないですが、なるほどね、そういうことかと理解できるところがありました。詳しくは、買って読んで下さい。
残念なのは、今という発売のタイミングでしょうか。まさか、3連敗することになる試合の前日に発売になるとは思っていなかったと思います。むしろ、2ndステージでに入って上昇気流に乗って、今年こそ、タイトルをという雰囲気で発売されると思っていたことでしょう。
読んでいても、選手たちからは、今の川崎サッカーに対する自信が感じられます。取材時期がまだ負けが込む前だったこともあるでしょう。逆に言えば、選手もこの本読んで、この時の心境を思い出してもらえると自信が持てるかもしれません。
本のタイトルにもなっていますが、等々力は、僕らの劇場であってほしいし、魅せてもらえるものを披露してもらいたい特別な場所です。今の状況もあるのでしょうが、それは一旦忘れ、これまでのようにブレずに真に夢の等々力劇場としていかないといけません。
最近、川崎フロンターレに興味を持った方は、この本でで選手をはじめ川崎にかかわる人たちを知ってもらえればいいと思います、また、古参の方は、今の選手たちが何を考えているかを掘り下げて理解してもらいたいと思います。
そういう相互理解も進めば、等々力でも一体感が作り出せれるでしょうし、試合でもきっと好循環も起こるでしょう。
いずれにしても、川崎フロンターレを知る、理解するのに役に立つ本だと思いますよ。選手の皆さんにすらお勧めです(当然、読んでいるか・・・)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日のエントリを読んで、良かったと思っていただければ、押していただきたいと思います。

