僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。鬼さんの退任が発表されて最初の試合、そしてホーム等々力。ハロウィンイベントの日でしたので、試合前の雰囲気は、のどかでウキウキワクワク感が出ていました。試合は雨が降る中始まり、緩い守備から裏を取られ、開始早々に失点するも、終盤、悠の魂の同点ゴールで、負けずに試合を終えることができました。欲を言えば、最後、勝ちたかった。

 

10/18(金)19:00 J1 第34節 川崎 1 - 1 G大阪 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

得点:7’ウェルトン(G大阪)、81’小林(川崎)

 

 

川崎フロンターレ 4-4-2

――――― 9エリソン――20山田―――――
―23マルシーニョ―――――――――14脇坂―
―――――77山本―― 8橘田―――――
―31VW際―35丸山― 5佐々木―30瀬川―
――――――― 1成龍――――――――
68分 30瀬川OUT → 17遠野IN
68分 23マルシーニョOUT → 26山内IN
68分 9エリソンOUT → 11小林ĪN
68分 20山田OUT → 41家長IN
 

ガンバ大阪 4-2-3-1

―――――――13坂本―――――――
―97ウェルトン ― 7宇佐美―――17山下―
―――――16鈴木――23ダワン――――
― 4黒川― 2福岡―20中谷― 3半田―
―――――――22一森―――――――
26分 97ウェルトンOUT → 15岸本IN
74分 7宇佐美OUT → 9山田IN
85分 23ダワンOUT → 27美藤IN
85分 13坂本OUT → 91林IN
85分 17山下OUT → 47J・アラーノIN
 

ルヴァン杯、新潟との準決勝に敗退し、今季の無冠が確定したのち、このG大阪のハロウィンイベントに向け、小出しに選手の仮装姿がX上でもアップされている中、突如として、約束の時間が来てしまい、鬼さんの今季限りの退任が発表されてしまました。

 

ルヴァン杯の敗退は関係ないとのことですが、ならば、なおさら、最後にタイトルを獲って送り出したかったのですが、後押しが足りなかったと悔やんでいます。

 

その鬼さんの退任が発表された最初の試合、しかもホームU等々力なので、鬼さんとの残された数少ない試合であり、何としても勝ちたかった試合でした。

 

この日は金J平日で、しかも雨が降る中だったので、集客には極めて厳しい状況でしたが、それでも鬼さんとの時間を共有したい多くのフロサポがU等々力に駆け付けました。

 

なお、G大阪のサポもなかなかの数のサポが平日にもかかわらず、U等々力に駆け付けてくれていました。

 

この試合での注目は、やはり山本悠樹。ハロウィンの仮装コスがHOT LIMITコスというとんでもなく攻めたもので反響があったし、ここ数試合、余人を持って代えがたい活躍をしていたので、古巣相手にどんな姿を見せられるか、本人も思うところはあったと思います。

 

スタメンが発表されたのですが、前の試合で足を痛めて途中交代した颯太はスタメンから外れていました。大きな怪我でなければと祈ります。代わって入ったのは、セガちゃん。久々のSB起用です。なお、布陣としては、際が左に入り、セガちゃんが右でした。

 

CBは、丸さんが左。旭が右です。創が休みましたが、旭もここまでフル稼働で、ちょっと休ませてやりたいところですが、もうそれができないくらい、最近の旭はいいです。

 

また、夏の新加入でありながら、ここまで大車輪の活躍を見せてくれていた創も、この日はお休みでした。なお、代わって入ったのは、もう一人のカンテ健人。

 

そして、当然、悠樹が中盤に君臨します。前線は、マル、エリソン、シン、泰斗。泰斗は、体調不良から復帰です。

 

試合前の選手紹介の時点で、スタジアムDJ林さんの選手紹介時の監督の紹介で「鬼木達」のコールは、明らかに気持ちが入っていましたし、フロサポの「鬼木フロンターレ」コールもいつもよりずっと長めで、できることなら、ずっとコールしてたいくらいでした。

 

そして、Gゾーンには、「俺達は最後まで鬼木フロンターレと共に!!」の横断幕が掲示されました。


そして、2階からは、「川崎の宝鬼木達」の縦の弾幕が下がり、1文字に一つずつ、これまで鬼さんと獲得したタイトルが載っていました。

 

また試合後ですが、2階から「鬼木はフロンターレの宝だ」の横断幕も出ました。もう来ているフロサポ、皆その気持ちだったと思います。

 

なお、この横断幕、1998年に鬼さんが選手時代に出されていた横断幕が同じ文言で、当時の鬼木選手の奮起につながったもののオマージュのようです。

 

感傷にひたりたいところですが、そうは言っても試合は始まります。

 

 

試合開始から、序盤の入りはG大阪で、川崎は、新潟戦の悪いところの修正がしきれないままの印象でした。

 

開始2分、いきなり右サイドをドリブルで突破され、坂本のシュート。丸さんに当たり、コースが変わったところをソンリョンが左手で弾き出します。その後のCKもファーでフリーで宇佐美にシュートまで持って行かれたので危ないところでした。

そこで、踏ん張れず、7分、鈴木が入れたパスから左サイドを半田に渡ります。ここでオフサイドを取りきれず、突破されると、中にクロスを入れられ、このクロスをウェルトンが合わせて、失点。あまりにも簡単に裏を取られ過ぎました。

しばらくG大阪の鋭い攻撃が続きますが、川崎も徐々に持ち直していきます。15分、悠樹が後ろから前線に放り込むと、エリソンが頭で合わせますが、緩いボールとなりGKがキャッチされます。

20分には、左からマルシーニョが抜け出してポケットを取ると、シンにマイナスのクロス。これはDF福岡に付かれて、シンは、ミートできず福岡に当たってしまい枠外に。

一方で、G大阪も22分に、またしても右サイドを今度は坂本のパスから山下に突破されます。そしてマイナスのクロスに合わせたのは宇佐美でしたが、ここをマジソンリョン。左足で防ぎます。完璧に崩されて危ないところでした。

川崎は、2トップの二人が前に張り付きすぎて、中盤との間をG大阪に使われ、なかなか川崎のパスがつながりません。とはいえ、徐々に川崎の時間も増えていきます。


43分、中盤、健人からのパスを左サイドで受けた際は前に。前で、マルシーニョが受け、そのマルシーニョが左サイドから斜めのクロスを入れると、シンがシュートに。これは、中谷に付かれていたところもあり、左に外れます。

44分、左サイドからマルシーニョが突破するも相手に奪われますが、そのボールをセガちゃんがパスカット。そのままダイレクトにシュートまで持っていきますが、ショートは右の枠の外に外れます。

45+2分、ゴール前までパスで運び、エリソンのシュートまで行きますが、得点を奪えず。前半のうちに追いつきたかったし、実際、前半の最後方は、惜しい場面もありましたが決めきれず、前半はG大阪リードで折り返します。

後半も前半からの勢いを維持し、攻撃面ではあと少しのところまで迫りつつ、なかなか決めきれません。

そんな中、51分にまたしても左サイドを山下に突破され、マイナスのクロスを入れられると、手前の宇佐美がスルーして坂本にラストパス。そのままシュートを撃たれますが、ソンリョンのビッグセーブ。

 

ただ、ここは、山下のところでオフサイドだったようです。それでもオフサイドは、微妙で危ない場面でした。

57分、マルシーニョがスピードだけでなく、倒れずにゴリブル突破します。最後は、中谷引っ張られて倒され、FKを得ます。なお、その一連のプレーでダワンが負傷します。

60分、ここで得たFKを悠樹がふわりと入れて、エリソンがヘッド。これが当たり損ね、シンが押し込もうとしますが、GK一森に凌がれます。なかなか得点できません。

68分、リズムを変えるべく、思い切った4枚替え。大弥、日向汰、悠、アキを投入。

70分、CKからファーの中谷が落として、宇佐美がシュート性のクロス。ゴール前の混戦の中に蹴り込んだので誰かに当たったらという危ない場面でしたが、枠外に抜けていきます。

71分、悠樹のスルーパスを受けて、右の大弥が抜け出します。中を走る悠にパスを出そうとしますが、ブロックされ、こぼれたところを日向汰が撃ちますが、バーを超えて枠外に。惜しいところでした。

81分、丸さんがロングボール。これをアキが胸で収めて左サイドへパス。大弥が追いついて、中にクロス。そこに走り込んだ悠が頭で押し込んだ!同点。

ホーム700点の記念のゴール。かつ悠個人としては、対戦相手のG大阪OBの播戸さんの途中出場27ゴールを抜く28点目のリーグ記録。

この同点弾以降、川崎がボールを持って、G大阪陣内に押し込む展開が続きます。G大阪も中を固めて守りますが、川崎は、両サイドで揺さぶって対応します。

G大阪もリズムを変えるべく3枚替えを行います。
 

90+5分、左サイドから押し込み、泰斗が悠樹に渡すと、バイタルでフリーで受け、ミドルシュートを放ちますが、これはバーを超えて枠の外。これが決まっていれば…この試合のヒーローだったのですが、残念でした。

 

このイケイケの流れの中で、同点弾以降、誰も決めきれなかったのが、今季の象徴的なところだったと思います。そして、そのまま試合終了。劇場になりそうな雰囲気だったのですが、勝ち切れませんでした。


それでも、G大阪の堅い守備に阻まれ、終盤まで得点できず、このまま敗戦かと思われるところで、悠が魂の同点ゴールをぶち込み、負けなかったのは大きかったと思います。

 

それもホーム700得点とか、途中出場28ゴールとか、鬼さん退任発表後最初のゴールとか、いろいろな付加価値がつくゴールをここで決めるのが悠だと思います。

 

ゴールを決めた際、ゴールパフォをしてほしいところですが、あくまで同点ゴールで、まだ勝ちに行くゴールを取りに、ゴール後、自ら即座にボールをセンターサークルに戻す、悠の姿勢に痺れました。

 

この試合は、悠の魂のこもった同点ゴールにより、負けなかったことを評価したいと思います。

 

 

もう一つ、この試合の山下主審、女性だからというわけではないですが、というか、そもそもこの枕詞を付けて語らないといけないことも面倒なのですが、男女の性別に関係なく、この試合の判定はストレスフルでした。

 

前半は、序盤から強度の高い状態で入り、その際は、山下主審も結構流していました。なので、この試合は、なかなか簡単には笛は吹かれない試合なのかと感じて見ていました。

 

しかし、後半に入ってからは、簡単に笛を吹いていたように感じます。55分の際、63分のシン、65分のセガちゃん、88分のアキ、88分の際など。

 

倒れて痛がりさえすれば、その前段のコンタクトでどちらのファールだったかも関係なく、倒れた者勝ちみたいな、雰囲気で判定されているようで気になりました。

 

一方で、79分の健人が受けたファールなどは、足裏を見せてのファールだったので、レッドが出てもおかしくないレベルのファールがノーカードだったのも疑問でした。

 

また、85分の悠樹が受けたファールも蹴ったボールが当たったもので足が当たったものではなかったように見えました。

 

後半に入って特に疑問の判定を感じました。紹介したのは、川崎の側のものですが、G大阪側も同じようにストレスを感じた判定があったと思います。

 

そして、笛を吹くにしても、ややタイミングが遅れて吹かれていることやっている選手としては、ストレスがかかったと思います。

 

そしてそれも、その位置どりで正確にジャッジできるのかと思われるくらい、追いつけてない離れた位置からの笛もあったので、純粋に体力が厳しかったのではないかと思ってしまいます。

 

これまで、他サポのコメントなどで、山下主審を批判を見ていた先入観もあったかもしれませんが、実際、フルで見ていて、少なくとも一試合通して、ナイスジャッジだったとは思えませんでした。

 

男女は関係なく、スピードに追いつけないのであれば、体力を上げていただくしかないと思います。もちろん、男子の審判にも体力もなければ、上手くない審判もいますので、山下主審だけを取り上げるのはフェアではないかもしれません。

 

しかし、良くも悪くも女性のJリーグの国際審判ということで注目されています。より公平公正なジャッジがなされる審判になっていただくことを期待しております。

 

 

ということで、鬼さんと残された試合は、これで8.5試合。残り全部勝って、笑顔で鬼さんを送り出せるようにしたいです。

 

次、アウェイ上海申花戦、アウェイの上海には行けませんが、勝ち点3を奪って帰ってくれることを祈ってます。

 

また、戻ってきた鹿島戦は、鬼さんの古巣ですし、来季のオファーを出しているとも聞いているので、この時点で負けるわけにはいきません。やっぱり、勝って終えたいです。残り試合、悔いのない戦いを選手、サポ、共にしていきましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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