スタッフルームでの戯れ言 | 『たとえば鳩のように』

『たとえば鳩のように』

翼があるのに飛ばず、横断歩道を走り抜ける鳩のように、無駄に人生全力疾走。

朝早くに劇場に入り、

長い公演時間をこなして、

夜遅くに劇場を出る半商業ベース演劇のスタッフは、

いつも疲れているので実のある話などしません(笑)


そんな昨日のマチソワ間のスタッフルームで少し実のある話が出ました。


お題は声の小さな役者について。


「ちっちゃ過ぎてきっかけ台詞、とれないんだけど」


半商業ベースだとワイヤレスマイクが全員無いので、

舞台全面の足元のマイクや、セットにセットするマイクで役者さんの声を拾います。


「うーん。。。でもあれ以上マイクレベル上げちゃうと、声がデカい役者さんが張ると、声が割れちゃうんだよねー」


そこで画期的な案が。


「じゃあさ。声が聞こえ小さな役者は、事務所がワイヤレスマイク持ってくるってどう?」

「やだよ!マイクオペ、大変じゃん!」

「じゃあさ、マネージャーがオペすんの。うちの役者声小さいなーと思ったら大小してさ」

「マネージャーがブースにい過ぎるわ!…あ、テレビのリモコン持たせればいいか。こうピピピーって上げ下げすれば」

「みんな自分とこの役者の声を上げてくるから、すごい音量になりそうだねー」



事務所がマイク用意する、て所から実現不可能な与太話なので、実になるところはひとつもありませんでした(笑)


まあ、そんな感じで、

商業演劇じゃないからスタッフ少ないしイベントもあるし、

小演劇じゃないから公演回数多いし役者のレベルの高低差が大きいのですが、

聞くともっともっと過酷な現場はあるそうだし、

こんなどーでも良い話をスタッフルームでできるくらい心許せるスタッフチームなので、

私は楽しい照れ

ありがとう、どーでもいい話を広げてくれて(笑)

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さあ品川到着。

品川駅構内のポストが東海道線仕立てで、可愛いぞ❤️

今日が終われば折り返し。

行ってきますDASH!DASH!DASH!