やばい。ほんとにやばい。


絶不調来た。



子供とか全然かわいくないし。
なりたくない先生になってる。




もうどうだっていいとかゆうあれが来てる。





なんもできない。
どうでもいい。

いやよくない。







良いイメージが湧かない。







自分じゃないみたい。







涙も出ない。








どうしたのこれ。

家の裏にラーメン屋を見つけた。



ので、行った。一人で。







この季節になると食べたくなるもの。






とてもこの涼しさ・寒さに似つかわしい。








そして






こうして女一人でラーメン屋に入ることが





わたしはおよそ勇敢でクールなことに思えるのだ。









そうは言っても実はわたしはラーメンというものが然程得意ではない。





食べるのが遅い上味が濃いものはすぐに飽きてしまうからだ。





その結果、ラーメンはのびにのびてうどんのようになってしまうことも、よくある。








しかし、この季節に






寒さで冷えた体を





その店の暖かさと食べ物の温かさによってあたためる






その感覚が、好きだ。











ラーメン屋にいる客の






自分の食べんとするものが出てくる間





じっと自分の机の上に目を落とす。







それ以外のものに興味がないという風に。







それは大半が男性の一名客なのだが








その中に女性が一人迷い込んでしまったかのような感じもまた良い。









しかし、わたしは 男性となんら変わりありませんから。 という風になるべく目をそらさず自分の麺だけに集中する。キョロキョロなどしてはいけない。









そして途中で飽きてしまったスープは半分程残してしまうが、麺だけは全て食終える。





ここで、わたしはいつもチャーシューなどの肉は残してしまう。





ラーメンに乗るチャーシューは、ケーキに乗った砂糖の人形のようなもので、ある種の飾りのようなものに思えてしまうのだ。





だから、少しだけ齧って味がわかったところでほとんど残してしまう。









そして、出る際には必ず店主の目をみて「ごちそうさま」と言い、器を台に自分で返す。








戸を開けるときには軽く頭を下げ、なるべく 良い客 であるようにするのだ。

ここに於いてのみ 女性客であることの利点を自ら示すのだ。












こんなことを考えながら麺をすする。

そんな季節がわたしは好きだ。