何をするにも健康が基本だと思う。

どんなに力をつけたとしても健康じゃなければそれを発揮することはできない。

自分がこの10年間ずっと悩んできたのは皮フの問題。

ステロイド剤を使いながらだましだましやってきたけど、それではどうしても完治には結びつかない。やっぱりそれは対処療法だから。これで生活できないかって言われれば生活できないことはない。

でもアフリカでこの状態でずっと住むのは本当に無理だと思う。

「きつくてもアフリカでがんばりたいんです。」って自分は心の中で思ってる。年を重ねたときに今の気持ちが折れてしまって後で後悔するっていうことだけはしたくない。

だから数ヶ月前から完治に向けていろんなことをやり始めた。

まずはステロイド剤を断つところから始まった。

ステロイドを断った去年の12月から皮膚の状態はかなり悪くなってしまって、それを見ると正直悲しくなる。「もしこのままだったらどうしよう」とか「本当に治るのかな。。。」とか。いろんな考えが浮かんでくる。もう前のように短パンをはいてサッカーをするのも恥ずかしくてできなくなってしまった。

アメリカに帰ってきてからは食事のスタイルを変えようと思って玄米、豆腐、納豆とかできる限り健康で血や腸をきれいにする食べ物をできるだけとるようにしている。それでも肌は簡単にはよくならないし、とにかく痒かった。痒くて眠れないってことがあるんだって初めてわかった。寝ても知らない間にかいてて朝皮膚はボロボロになっていた。もうどうすればいいかわからなくなって鍼を昨日試してみて、漢方をもとにして作られた塗り薬を塗って寝たら2ヶ月ぶりぐらいに皮膚を引っ掻き回さずに寝ることができた。小さなことだけどすごく幸せに感じた。

人付き合いの中で皮膚の状態を悪くするものを断つのは簡単じゃない。

お酒飲みながら語るのってやっぱり社会人になったり20歳超えてからは多いと思う。

日本ではひさびさに友達に会うってことで飲んでたけど2日連続の飲み会はできるだけ避けた。それで友達に不快な思いをさせてしまったりして、「ああ、申し訳ないな。。」と思う。でも皮膚のことを打ち明けることはできなかった。今月の終わりにも飲む機会があるだろうけど、たぶん参加はしないだろうな。。

ああ、本当に健康になりたい。健康になりたい。健康になりたい。この皮膚の疾患をなんとかして治したい。
治してアフリカに行って仕事したり、勉強思う存分しても肌荒れが起きなくて、友達ともいつでも会って飲めるような自分になりたい。実際もう仕事には応募してるから治したいではもう終われない。治す。

数ヵ月後にこの日記を振り返るときに今の自分に「治ったよ!」と言うことができたら幸せだな。。。
もう一度行きたい。

あーーーどうしても行って実務を経験したい!

って教授と話して思ったのでアメリカにOPTで残るっていうオプションにこだわることなく、仕事の応募を始めました。日本のNGOや企業にも。アメリカで働くならたぶん今年博士課程受けることになると思う。そうでなければ当然受けるのは遅くなる。この二つを天秤にかけて「あーどうしよう」って迷っていたこの数週間だったんだけど、どうしてもアフリカで働きたい、国際保健の分野で貢献したいっていう思いが拭い去れなかった。。この前の日記でも書いたとおり研究分野はある程度わかってきているのだが。。。

MPHっていう実務向けの学位を持ちながら、アフリカや発展途上国で実際に仕事をせずに研究の学位をとりに行くのがどうしてもしっくりこない。年齢を重ねるごとに体力もなくなるし、健康も気をつけなきゃいけないし、いづれは家族もできるかもしれないし。。。そう考えるとこの数年がアフリカで実務を行うチャンスかな、と思う。博士号は夢の実現には必要だから絶対に取りたい。ただ、研究で一生生きていくんだ!っていうモチベーションではない以上、今すぐに受けなくてもいいのかな、と思い始めた。日本でPhD取ってもいいじゃん、とも思う。その後研究で進んでいきたくなったら海外のポスドクに応募してもいいはず。

勉強にささげる20代なのか、実務にささげる20代なのかといわれればやっぱり実務なんじゃないのかな。

学問は30代、40代、50代になってもできる。みんな一生何かを学びながら生きていくんだから。
ただアフリカでの実務はそう簡単にはいかないんじゃないんだろうか。

今はいろんな仕事に応募してるけど、これからもっと考えに考え抜いて祈りに祈って自分の納得する進路を切り開いていきたい。


最近はよく進路について考えます。

今はどの分野にこれから進んで夢の実現に向かっていくかが自分の中で大きくなってきています。

医療人類学なのか公衆衛生なのか。どっちに進んだらどうなるんだ、っていうのが見えないのでとりあえず5,6人の教授と話しをさせていただきました。今日話した人は南アフリカ出身でUCIで人類学を勉強した方でした。
この2年間公衆衛生を勉強してわかったのはこの分野はQuantitativeのアプローチを基に健康問題を解決しようとする方向性が強いことです。(Mixed methodなどもありますが)ある健康問題を解決しようと思ったら、どれだけの人が医療サービスを受けたか、知識はどれだけ向上したか、行動変容は起こったか、費用対効果はどうなっているか、などなど一定の指標を決めてその変化を見て「このプログラムはこれだけ効果的に人々の健康を向上させた」という結果を出す。これはこれですごく大事だし、政策提言などを行ううえで数字を出すっていうのは必要不可欠だと思います。

一方で人類学は特定の問題を「解決」しようとするのではなく「理解」しようとします。そのプロセスにおいて大事なのは人々が住んでいる場所で何が起こっていて、住人はその問題をどのように理解していて、どういった状況がその問題を作る原因となっているか、のような形で特にある指標を見るわけではありません。だから「解決への行動」という点では弱くても「解決に必要な条件」みたいなものを広く知ることができます。

だからどちらのアプローチも取ることができるっていうのはその人にとって大きなプラスになるっていう話をしていただきました。公衆衛生だけでは根本的な問題の解決につながらないケースが多く、人類学だけでは実際の変化は期待できない。人類学ではさらに「解決に必要な条件をすべて見つけた!」という瞬間はないから、常に模索を続け、その結果健康問題を探っている中で公衆衛生のアプローチよりも他のアプローチの方が重要だっていう結論に達することも多いらしいです。だから人類学に進んだら開発の専門家と働くこともあるかもしれないし他の分野の人と組んで問題の解決に取り組むこともあるようです。

自分の年齢とか健康状態保てるのかとかいろいろ考えることはあるけど、行くべきときにフィールドに行けるようにしたいです。

とりあえず、今は目の前の課題がんばって、公衆衛生に関して学べることはできるだけ学んで、UCLAで話せる人には進路相談に行ってから卒業することが大事、という状態です。これからどうなるかまだまだわかりませんが、医療人類学と公衆衛生のコンビっていいなって思いました。