西宮市議会議員選挙、2期目に挑戦しましたが、落選しました。
photo by 碇由香
ひぐち光冬に投票してくださった「1085人」の方々には、結果を出すことが出来ず、大変申し訳なく思っております。だけど、1085人もの方が僕を支持してくださったという事実はとても励みになっていますし、素直に嬉しいです。また、投票権はないけど僕を応援してくださった方々もたくさんおられて、みなさまには本当に感謝しかありません。
この度は本当にありがとうございました!!!
↑選挙戦フィナーレのあと、支援者のみなさんと
さて、今回の選挙戦を通じて、たくさんの気付きと学びがありました。
「オーガニックに生きる」というのは、そのうちの一つ。
そしてまた、「本氣で生きる」ことの意味と言いますか、その重要性にも気付かされました。
まさに「全身全霊」、「一球入魂」で臨んだ毎回の街頭演説。
1回の演説が終わる度に酸欠になるほどの力の入れ具合でしたが、それがとても心地よかったのです。「おれ、生きてる」…という実感が強烈にありました。
自分の人生を振り返ってみても、これほどまでに瞬間瞬間を「本氣」で生き切った経験というのはほぼ見当たりません。特に20代になってからは自分の“感情”にフォーカスを当てた生き方を続けていて、「無理をしない」ことや「自分の心地よさを最優先にする」ことが人生のテーマになっていました。それはそれで楽しく穏やかな日々を過ごしてきたのですが、自分自身に対して少し厳しい言い方をすると、“ぬるい”期間だったなと今は感じています。傷付きはしないけど、爆発的な喜びもないような。
だけど今回「本氣で生きる」ということをやってみて、その凄さに気付かされました。これが「生きる」ということなのかと。
「本氣」とは、「全身全霊」ということ。
僕たち人間は、「身体・心・魂」の3つの要素で成り立っていると言われています。三位一体。つまり、「本氣」「全身全霊」とは、そのすべてで目の前の事象に向かい合うということ。自分の“すべて”をその瞬間にぶつけるということ。
さて、僕たち人間は、そんな生き方ができてきたでしょうか?
人の話を聞くとき、今晩のおかずのことを考えていなかったか?
ご飯を食べるとき、スマホをいじってなかったか?
子どもと遊ぶとき、仕事のことが気になっていなかったか?
仕事するとき、とりあえず体裁だけ整えようとしていなかったか?
つまり、いついかなるときも、「こなす」ような生き方をしてこなかったか?…
オーマイガー…
自分の首を絞めるようなことを書いてしまった…_| ̄|○
だけど、本当に「本氣」で生きることの素晴らしさに気付いてしまったから…。
これをひとり一人がやり始めたらとんでもないことが起こるような気がして…。
とんでもないことというのは、世界に蔓延る重たい空気が一掃されて、地球上に喜びが溢れ、輝きが増し、真の平和が具現化されていくようなイメージ。
これは政治家じゃなくてもできること。
むしろ政治家じゃない方が自由が利いていいかもしれないと強がってみたりして。
これから僕は「本氣で生きる」。
“何を”するかは重要ではない。
重要なのは“どう”生きるか。
この命を生き切りたい-。
photo by 碇由香