先日、0円お譲り会の「ぐるり」に行ったあと、「リサイクルショップ」に行った。
どちらも「いらなくなった物」が並べられているが、
かたや0円。
かたや有料。
スタッフも、
ぐるりは無償。
リサイクルショップは有償。
同じことをやっているのに、
かたやお金が発生せず、
かたやお金が動く。
ふむ…🤔
「どうせ同じことをするのなら、お金が動いたほうがよくないか?スタッフは特に。お金が入ってこなければ、しばらくは情熱でなんとかなったとしても、継続していくのは難しくないか?」
と、まず感じた。
あ、しかしそれは「物の交換」に重きを置いたときの話だなと、あとから気づいた。
物を循環させ続けることだけを考えるなら、たぶん「リサイクルショップ」のほうがいい。場所を確保するのにだってお金がかかるし、何よりもスタッフが疲弊してしまうだろうから。何もかも無料でやるというのはそんなに簡単なことじゃないように思う。
じゃあ「ぐるり」は何のためにやっているのか?なぜ「無料」なのか?「有料」にしたほうがいいんじゃないか?
これはあくまでも僕個人の感じたことだけど、「無料」でやる以上、「心の交換」がなければ意味がないんじゃないかと思った。単純に「物の交換」だけで終わるのであれば、それは「有料」でやったほうがいいと思う。例えばいらない物をドサッと持ってきて「あとはよろしく」「はいはい」で終わるのであれば、そこにお金を介在させたほうがお互いにハッピーだろう。
だけど、お金を介在させると「心の交換」がしにくくなるのも事実だ。リサイクルショップの店員と仲良くなれる気なんてしないし、なろうとも思わない。それはお金によって取引が成立しており、それ以上の関係性を必要としないからと言える。
じゃあお金をなくして、関係性を大切にしていこう!という発想が出てきて、それがまさに「ぐるり」の起こりだと思うが、問題はここからだ!お金が介在する社会にあまりにも慣れすぎてしまった僕たちにとって、「心の交換」をしていくことは決して簡単なことではないのだ!よほど意識的に「心の交換」をしていかないと、お金をなくしたからといって、それは決して“自動的に”起こるものではないと思う。
だから結局何が言いたいかというと、「ぐるり」をするなら本気で「心の交換」をしていこうよってこと。それって思ってるより簡単じゃないし、めんどくさいし、なんなら傷つくことだってあると思う。でもそれを乗り越えて培った関係性は、きっとお金以上に価値のあるものになると思う。
ということでみなさん、2月25日(土)に西宮で「ぐるり」やるので来てね(笑)「心の交換」をしようぜ!
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