僕は今、もがいています。

 

ここ数年苦しみを体感したことがほとんどないんだけど(忘れてるだけかもしれんけどw)、今少しもがき苦しんでいます。

 

少し前に、「この世は天国だ」みたいな記事を書きました。子どもたちには「この世は天国だ」と思わせてやりたいという記事を。

 

その思いは全く変わっていないし、光・水・空気・土・植物・微生物・虫・動物・人間…あらゆるものが絶妙にバランスを取り合い循環し続けているこの奇跡の星が天国じゃないはずがないと本気で思っています。

 

ただ、問題はその“天国”の中身にあって。

 

僕にとって天国とは“楽園”であり、「楽しいことしかないぜぃ!イェーイ♪」みたいに思ってました正直。でも、冷静に天国の中身を見つめてみたら、そこには弱肉強食があり、腐敗があり、毒があり、天変地異があり…。かなり残酷なリアルがあるのも事実です。僕はそこから目を背けて、“光”にばかり目を向けていたなと今更ながら反省しているところです。

 

トータルで見たら、この世が天国であることは間違いないと僕は思っています。ただ、そこには“闇”の側面があることも間違いなく、その“闇”を受け入れてこそ真の“天国”が現れるのかな、なんて。

 

よく「闇があるからこそ、光がある」という話を聞くけれど、そのことを頭では理解していても、ちゃんと腑に落とせていなかったなと感じています。この世に存在する残酷なリアル。“闇”の部分。僕は今、そういった外側の“闇”と向き合うと同時に、自分自身の内側にある“闇”とも向き合っているのでもがいているのです。

 

なぜそこと向き合うことになったかと言うと、ひとつは妻の存在が大きい。そして仲間の働きかけも大きかった。そしてとどめとして“オーガニック”を掲げたことが引き金になっています。

 

“オーガニック”とは有機的であるということ。有機的とは“すべてを生かす”ということ。すべてを生かすということは“闇”さえも排除しないということ。残酷なリアルから目を逸らすことなく、それらを受け止め、それらさえも生かしていくということ。“オーガニックシティプロジェクト西宮”という旗印を掲げた以上、自分自身が“オーガニック”でなければ始まりません。自分の“闇”から逃げている場合じゃなく、そこと向き合い、手を取り合っていかなければならないのです。そんな作業を最近自分の内側で始めているため、少しもがいているわけです。

 

まあなんかちょっと深刻風に書きましたが、別に深刻なわけではありません(笑)どちらかと言うと新しい扉が開きそうでワクワクしています。

 

また、僕の“闇”といっても別におもしろいものがあるわけじゃなく、単純に今まで目を背けてきた部分にちゃんとフォーカスしようとしているだけです。これまで僕はほんとに“光”の部分しか見てこなくて、それはつまりやりたいことしかやらないし、気が向いた時しかやらないし、めんどくさいことは絶対やらないという徹底ぶりでしたが、そういうところから改めていこうと思って。それで今、皿洗いをしたり、みそ汁作ったり、おむすび作ったり、靴を並べてみたり…。めちゃくちゃ地味だけど、そういうところからコツコツと取り組んでいるところです。

 

“やりたいことだけをやる人生”というのはほんと最高だと思うし僕の目指しているところでもあるけど、“光”に偏りすぎるとそれはそれで歪み(ひずみ)が生まれてくるのかなと感じている今日この頃でございます。「闇があるからこそ、光がある」。要は“バランス”。地球という天国が“バランス”で成り立っているように、しっかりバランスを取りながら生きていきたいな。それぞオーガニックな生き方。

 

わけのわからん話を失礼しました。

 

“お金”も敵とせず、向き合っていきたい。

 

photo by 碇由香

 

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2月25日(土)11:00~15:00

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※申込不要です。ご自由にお越しください。