いつもお世話になりまくっているTさんから誕生日プレゼントで『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子 著)という本をいただき、早速読み進めている。





その本の中で「待つ」ことについての節があって、著者のこんなエピソードが紹介されていた。



「待つ」ことの大切さは頭では理解していた。しかしある時、エレベーターに乗るたびに「閉」ボタンを押している自分がいることに気がついた。エレベーターのドアが勝手に閉まるまでの時間はわずか4秒。「たった4秒さえ待てない私」にショックを受けた。




この話はなぜか僕の心にひっかかった。


「え?エレベーターのドアは早く閉めるに越したことないんじゃない?」とも思ったが、何かその奥に大切なものが隠れているような予感があったのかもしれない。



若干のひっかかりを覚えたまま、用事があったので外出した。歩いて駅まで向かう途中、大きな通りの信号に引っ掛かった。おもむろにズボンの右ポケットからスマホを取り出す僕。



あ。



信号待ちさえできない自分がいることに気がついた。そして一気に本の内容が自分事となった。


「“待つ”ことできてねーおれ!てか、スマホが登場してから、“待つ”ことって忘れられてないか?いつでもスキマを埋めてくれるもんなぁ。スマホってめちゃくちゃ便利な一方、僕たちから“待つ”ことを遠ざけたのは間違いないな。待てないおれたち。するとどうなるか。空白の時間に耐えられなくなる。常に何かをしておかないとソワソワしてしまう。つまり余裕がなくなる。イライラする。あーほんま渡辺さん(著者)の言う通り“待つ”ことって大切やわ」



それから僕はスマホをポケットに戻し、長い信号を待った。その後の信号も待った。電車の中でもできる限りスマホを触らずボーッとした。


するとどうか。たった少しの実践だけでもゆとりを感じるではないか!何なんだこのゆったり感は!みなさんもぜひ騙されたと思って試してみてほしい。意識的に“待つ”ということを。



本には続きがあって、こう書かれている。



 エレベーターを待てるようになると、不思議と他のことも待てるようになって、余裕が生まれてきたのです。




ほんまそれ!


“待つ”ことを忘れていた僕に、大切なことを思い出させてくれて感謝。





 

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