髙坂勝さんの『次の時代を先に生きる』。
まさに我が意を得たり!
僕がやりたかったのこれ!!!先人見っけ!!!
例えばこの本の中ではこのような言葉が引用されている(映画『Edible city』より)。
「朝起きて、よく働いて、食べ物を育てる。地域の人や家族と共に働き、経験を共有する。家に帰り、食事の支度をして、とても美味しい料理を作る。楽しみ、よく笑い、それが日常、それが人生、それが生きること。人は多くのことを付け加えすぎて病んでいる。体を大切にしないし、食べるべきものを食べていない」
また、スティーブ・ジョブズの最期の言葉も引用されているのだが、これまた印象的だった。
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、
認められることや富は、迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
神の息を感じる。死がだんだんと近付いている…。
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めたほうが良い。
もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
神は、誰もの心の中に、
富によってもたらされた幻想ではなく、
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
私が持っていけるものは、愛情に溢れた思い出だけだ。
髙坂さんは、自分自身でも“半農半X”の自給生活をしながら、「SOSA Project」というNPOを立ち上げ、千葉県の匝瑳市(そうさし)というところで自給生活の移住者を増やし続けている。「できるだけ自給をして、必要な分だけ好きな仕事(ナリワイ)で稼いで、人生を自由に謳歌しようぜ!」という活動を実践しておられる。
これだ。これしかない。僕も真似しよう。
ということで、近いうちに髙坂さんに会いに行きたいと思う。
そしていろいろ教えてもらおう。
「常識や義務感に囚われることなく、大切なものをちゃんと大切にする」
そんな個人を増やしていくと同時に、政治家として社会基盤も整えていきたい。
歯車が動き出した。
自然と遊ぶ。
自由に遊ぶ。
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