前回に続き、西宮市議会の予算委員会シリーズです🖐️
今回は西宮の“農”について、僕が初めて知ったことを中心にお伝えします。
(ちなみに今回の質問も、一色風子師匠の力なくして実現はできませんでした。師匠!いつもありがとうございます❗)
まずは市内農家の現状について、市当局に確認しました。その結果、以下のことがわかりました。
・市内の農家は現時点で319戸であり、年間10戸ずつ程度減少していっている
・それに対し、新規就農者は例年1、2件にとどまる
・市が把握している有機農家は319戸のうち「1戸」のみ
有機農家少なっ❗
これはあかん。。
いくらなんでも少なすぎる。
僕は有機農家を増やしたい。そして、薬に頼らない健全なお野菜やお米を食べたい。また、オーガニック給食を実現して、子どもたちにも健康な食物を食べてほしい。
どこかに突破口はないか…
事前に市内学校給食のお米の年間消費量は、約282㌧であるという情報は得ていたので、この情報を切り口に何か引き出せないか…
み「市内の農地って、どのくらいあるんですか?」
市「約160haです」
み「そのうち田んぼは?」
市「約8割の130haほどだと思われます」
み「ひょえー!西宮にそんなに田んぼがあったんですね!全然知りませんでした!」
市「そうなんです。意外にあるんです」
み「ん?待てよ…。ということは、田んぼ1haで一般的に6㌧のお米が収穫できるらしいから、130haだったら大体780㌧のお米が獲れるということですよね?」
市「そういうことになりますね」
み「だったら余裕で地産地消のオーガニック米給食ができますやん❗給食に必要なお米の量は約282㌧です。数字的には全然いけますやん!やりましょうよオーガニック米給食!」
市「オーガニックは手間とコストがかかりますんで…」
み「いやいや、千葉県いすみ市も、今や完全オーガニック米給食を実現していますが、有機農家ゼロからのスタートだったんです。それを5年ほどで100%有機米給食を実現させた。本市だって数字的にはそのポテンシャルは十分にあるんだから、やろうと思ったらやれるはずです。ぜひやりましょう!」
ーーー
いやはや、普通にビビった。
ほんとに西宮市内にこんなに田んぼがあると思ってなかったし、給食の消費量を賄えるなんてこれっぽっちも思ってなかったんで。
でも、全然いけるやん。
ただ、市内のお米農家さんの流通の現状とかを全然知らないので、実際にどれほどの可能性があるのかは全くの未知数ですが、「オーガニックに転換してくれたら給食に使いまっせ👍」という声掛けをすれば乗ってくる農家さんは少なからずいるんじゃないだろうか…。そう思いません?それで収入は確実に安定するわけだし。
まあでも農家さんの現状を知らずにあーだこーだ言ってても仕方がないので、今度市内のお米農家さんのところに行って、「オーガニックに転換したら給食に使いますよ」と言われたらどう思いますか?って直接聞いてみよー。
もし市内のお米農家さんをご存知の方がいれば、ぜひご紹介ください!お話を伺いたいです!「そんなん簡単にできるかー!」って言われて撃沈するかもしれないけど(笑)よろしくお願いいたします😊
あー楽しみやなぁ、オーガニック給食😆✨
(文中の市とのやり取りは、委員会前の事前のやり取りも含めて書いているため、議事録を見てもそのままは出てきません。悪しからず)
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自由に遊ぶ。
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