8月6日。
73年前のこの日、この場所に原爆は落とされた。


この真上、上空600メートルで、それは爆発した。


一瞬にして街を破壊し、死の街へと変えた。
私が歩いたその場所で、何人もの人が灰となった。


平和式典で黙祷を捧げた。




その後、原水爆禁止世界大会の閉会総会に参加。










大会はフィナーレを迎えた。

「この地球から原水爆をなくそう!」─その意思を持った人たちが6000人も集結した。そのエネルギーは凄まじいものがあった。しかし当然ながら、原水爆をなくしたいと思っているのはこの6000人だけではない。おそらくほとんどの地球人がなくしたいと思っているだろう。逆に、原水爆を持ち続けたいと思っているのはほんの一握りの人たちに過ぎない。我々は彼らの圧力に絶対に屈してはならない。我々は彼らに毅然と立ち向かっていかなければならない。我々には仲間がいる。決して一人じゃないのだ─。
そんなことを肌で感じた世界大会だった。


それにしても、こんなに平和のことだけを考えた3日間ははじめてだった。なぜ原水爆はなくならないのか?どうしたらなくせるのか?平和とは何か?どうすれば実現できるのか?─
広島という現地に行き被爆者の実相を肌で感じ、米軍基地の実態も知り、たくさんの仲間たちがいることも知り、本当に中身の濃い3日間だった。支援してくださった皆様のおかげでこのような貴重な体験をさせていただくことができた。心より感謝申し上げたい。本当にありがとうございました!この経験をこれからに生かし、世界中を一歩でも平和に近づけたいと強く思いました。

共に頑張りましょう!!!