春の海辺でウラシマソウ「浦島草」ウミネコの水浴びなど(^ω^) | 緑の談話室

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今年も京丹後地方の

イソスミレやアナマスミレを観に行きたかったのですが花期に間に合いませんでした。

京都舞鶴の海岸沿いの暗い林に自生するウラシマソウは少し早いくらいでしたニコニコ

花もユニークですが和名の由来もユニークですニヒヒ

 

ウラシマソウ「浦島草」

サトイモ科テンナンショウ属の多年草

花期4-5月

日本固有種

京都府のレッドデータでは

準絶滅危惧種に登録されている野草ですが有毒植物ですガーン

和名の「浦島草」は

花の間から長く伸びる糸状の付属体を浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てたものニヤリ

学名にもurashimaの名がつけられています。

テンナンショウ属の仲間は地中の芋が年と共に大きくなりますが

芋が小さい間は雄花を付け芋が大きくなると雌花をつけたりして性転換をするそうですびっくり

葉は太い柄の先について鳥足状に15内外に裂けます。。

花柄の先に紫褐色の仏炎苞を付け

中には肉穂花序が有り花序の先から伸びる付属体は長く糸状になって垂れ下がります。

 

同じテンナンショウ属の野草が我が家にも

いくつかありますが

こちら(👇)はその1つサトイモ科のムサシアブミ。

ムサシアブミ「武蔵鐙」

ユニークな仏炎苞の形を馬具の「鐙」にたとえのが和名の由来。

釣りに行った舞鶴のある海岸の後方の林の中で

赤い果実を見つけ持ち帰って実生から育てたものです。

あちこちお嫁に出しましたが未だ殖え続けています驚き

 

海岸沿いの林道の縁を少し見上げるとウスギヨウラクが咲いていますキョロキョロ

ウスギヨウラク「薄黄瓔珞」

ツツジ科

別名ツリガネツツジ「釣鐘躑躅」

花期5-6月

本州中部地方以西と四国、徳島に分布

筒状の釣鐘のような花を付け花の中を覗いてみると赤い斑点が見えます。

花柄やガクに毛が見られます。

 

ウミネコ「海猫」

ウミネコのクチバシの先端には黒と赤の模様が有ります。

尾の黒いラインも特徴の一つのようです滝汗

河口で水浴びするウミネコ

ここは真水です。背は真っ黒ではなく灰色の背中です。

 

向かって右端に一羽いるのはセグロカモメ「背黒鴎」

セグロカモメのクチバシは黄色、

下くちばしの先端近くに1つだけ赤い斑点があります。

 

成生漁港

ここは京都府舞鶴市成生(なりゅう)にある成生漁港です。

漁業を主とする第一種漁港で成生岬に位置し若狭湾に面しています。

以前この防波堤から投げ釣りで遠投し

家族でキス釣りを楽しみました。

防波堤の内側では11月に大きな落ちギスも釣っていますニヤリ

今は釣り禁止、

ごみの散乱が原因です。マナーの悪い釣り人が多いのは残念です。

早朝釣りをしていると

漁船が帰ってきて地元の女性たちがこの建物の中で魚の仕分けをします。

水揚げされたばかりの魚をよく分けていただきました。

懐かしい思い出の場所ラブ

 

近くの神社の境内周辺の竹林には

シロバナトキワイカリソウが自生してましたが周りの様子も変わって絶えたようです。

シロバナトキワイカリソウ「白花常盤碇草」

メギ科の多年草

舞鶴に多い常緑のトキワイカリソウの白花です。

今年は花の見ごろのタイミングを逃しました。

葉は冬でも枯れないトキワですが新旧交代します凝視

見頃の過去写真はこんな感じです下差し

舞鶴や高浜など日本海側の海岸に近いところはこの白花が多いようですが

紅紫、淡いピンクのトキワイカリソウも白花と一緒に見られます。

こちらは見頃でした。

 

ナガバノタチツボスミレ「長葉の立坪菫」

花期3-5月

葉脈に沿って紅紫色の斑が入ったタチツボスミレの品種

花の大きさは2cm前後

 

 

ウラシマソウの近くの草むらでまた

スミレ科のスミレ「菫」

スミレ類の代表種、本種は頭に何も冠さない「スミレ」

 

ヒトツバ「一葉」

ウラボシ科の常緑性単葉のシダ

ヒトツバは暖地の海岸に多いそうですが日本海側の多雪地帯でも見られます。

 

最後は季節の京の生菓子

つつじきんとんですぅお茶グリーンハートもぐもぐ

 

お終いまでご覧下さりありがとうございます予防にっこり