緑の談話室にご訪問ありがとうございます♪
緊急事態宣言が解除され
今年になって初めて京都府京丹後市の海の京都へ行ってきました
久しぶりの海の香り、浜を歩いて少し筋力アップしてきました。
高速を降りて車を走らせていると
キリ(桐)の花が目に入りました。今こちらは満開です。
ところで目的の網野町の琴引き浜は駐車場が閉鎖中、
浜で釣りをする家族、子供たちは大はしゃぎでした
同じ網野町のほかの浜辺や丹後町の砂浜など歩いてきました。
逞しい生命力を秘めた海浜植物、これから本格的な開花の時期を迎えます。
今回の散策では歩くのが一番の目的で
開花をあまり期待せずに行きましたので全てを載せることはできませんが
記事の前半は京都の希少種②として海浜植物3種
プラス、京都北山周辺の低山の林道で見ごろの(ヒロハコンロンソウ)も追加しました。
まだ咲きはじめたばかりの
スナビキソウに今年初めてのアサギマダラの♂
渡りをするチョウ、アサギマダラの♂が集まる草本としても知られています。
オスの成熟に欠かせない物質のアルカロイドを
スナビキソウから摂取するためですがこの時期よく見かけます。
スナビキソウ「砂引草」
ムラサキ科
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
近畿地方では現在
兵庫県と京都府の日本海沿岸だけ残っているそうです。
砂の中に長い地下茎をひいて増えるところが名前の謂れです。
フナバラソウ「舟腹草」
キョウチクトウ科
京都府カテゴリー絶滅寸前種 、環境省カテゴリー絶滅危惧種
果実を船の腹の形に見立てたものが名前の由来
山野に生える稀な多年草ですがここのような浜でも見られます。
まだ咲きはじめたばかりです。
わたしの好きなチョコレート色の花です♪
ナミキソウもまだ咲きはじめたばかりでした。
ナミキソウ「浪来草」
シソ科
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
京都府では丹後地域のみで見られます。
波が打ち寄せるような海岸の砂地に生えることからこの名前が有ります。
こちらは過去写真、咲き進むとこのようになります。
こちらは
希少種①で載せられなかった山の中のヒロハコンロンソウ
ヒロハコンロンソウ「広葉崑崙草」
アブラナ科
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
葉柄の基部が
小さい耳型となることと葉の上面のみに毛があるのが特徴です。
小葉がやや広く丸い鋸歯です。
記事の後半はこちらの浜で普通に見ることが出来る海浜植物4種です。
今年は早いです!ハマボッスの群生があちこちでみられました。
ハマボッス「浜払子」
サクラソウ科の越年草
花の大きさは1cmくらい、葉は浜の植物特有の肉厚で光沢があります。
真っ白な花ですがアップで写した花に茶色の斑点が
ハマエンドウ「浜豌豆」
マメ科
スイトピーと同じ仲間
花の色ははじめは赤紫、咲き進むにつれて青紫色に変化します。
かなり咲き進んでいました。
ハマハコベ「浜繁縷」
ハマツメクサ「浜爪草」?
ナデシコ科
北海道、本州の日本海側に分布
ハマハコベは海岸の砂地や荒れ地に生える多年草
ハマハコベと書きましたが
少し違っているように思います。もう一度調べ直してみます。
ご迷惑をおかけました<(_ _)>
やや濁った白色の花は大きさ8mm-12mm、肉厚の葉が特長です。
ミヤコグサ「都草」
マメ科
海岸だけではなく日当たりのいい草叢など普通にみられます。
古くから京都や奈良に多く見られたそうです。
茎の先に黄色い蝶形の花を
1個から3個付ける在来のミヤコグサ、
⇩は過去写真ですが花のつき方がわかりやすいと思います。
帰りに通った府道の山手に
ヤマツツジ(山躑躅)が咲きはじめていました。
我が家の花も少し
ブラシノキ
わが家のブラシノキはここ何年かは初冬まで咲き続けます。
ハツユキカズラ「初雪蔓」
日本生まれのテイカカズラの園芸品種、斑入り葉が綺麗です。
今年も花が咲きました、白から黄色に変化します。
数年前にいただいたものですが
鉢植えのガンセキラン(岩石蘭)が咲きましたので追加しました
サンズンアヤメ「三寸文目」
生前母が育ててたのですが我が家に持ち帰りました。
そこそこ株が増えているんですが
一日花で一斉に咲いたところは中々見られません(^^ゞ
緊急事態宣言が解除された京都ですが
(貴船の川床)で有名な地元の貴船は
早速関東など他府県ナンバーの車であふれていたそうです
新しい生活様式が示されていますが
コロナウィルスが消えることはありませんので
守るべきことはしっかり守って生活したいと思います
長い記事をご覧いただいてありがとうございます(*^_^*)