こころの日曜日Ⅱ

こころの日曜日Ⅱ

ブログタイトルを変更しました♪♪

里、野、林、低山、そして海岸などの
四季折々の植物、生き物などを写真と共に 綴っています♪
本格登山とは無縁です
京都の希少植物の保全観察調査、日々の生活での事など
種々雑多なブログです

ご訪問ありがとうございますm(__)m
山野草など自然の中で逞しく生きる生物多様性のブログです。
我家の植物、京都のくらしの事も少し、保全観察調査、貴重種調査などボランティア活動の事、
マスメディアでの仕事で楽しませてもらった音楽など
もろもろの記事を写真と共に綴っています♪

東北・北海道の地震で大変な思いをされている皆さまに、
心からお見舞い申し上げます。どうかご自身を大切に、
少しでも安全に過ごせますように願っております。

慌ただしい季節ですが、皆さまもどうかお身体に気をつけてお過ごしください😊

こころの日曜日Ⅱ

皆様、ご訪問ありがとうございますニコニコ

琵琶湖畔での風物詩は

何といっても冬を代表するコハクチョウです。

コハクチョウは10月の中ごろに

シベリアから滋賀県の琵琶湖畔に渡来しますピンクハート

わたしは今季松ノ木内湖で12月6日に初渡来を確認しましたパー

琵琶湖のコハクチョウ群れ

 

コハクチョウ「小白鳥」

全長:120cm

11月から2月の下旬が渡来のピーク、

琵琶湖全体で多い時は500-600羽になるそうです。

幼鳥も4000キロの長旅を頑張って渡来しています。

 

田んぼで餌を啄むコハクチョウ

 

ここ湖西地区では日中は水田で採餌し夜になると

長浜市の対岸に位置する松の木内湖の水上や、

陸と接して無い浅瀬などで休む習性があります。

田んぼも毎回同じところにはおりませんので

どこで休んでいるのか探すのも楽しみの一つですウインク

この日採餌中のコハクチョウは200羽+αでした。

琵琶湖畔に渡来したコハクチョウの群れ

 

昼間は水田でイネの落ち穂、

2番穂を啄ばんでいる姿を見かけます。

お米は美味しい近江米ですもぐもぐウインク

コハクチョウが田んぼで餌を啄む様子

 

田んぼに降り立ったコハクチョウたちは

ぬかるみの中で首を突っ込こんでいますニヤリ

コハクチョウが水田で採餌

首を突っ込みすぎてみんなくちばしが泥だらけ、

顔を上げては声を出して

満足そうにうなずく姿がとてもユーモラスニヤニヤ

コハクチョウが水田で餌を啄ばむ様子

それでも気にせず親子そろって食欲旺盛、

湖で優雅に泳ぐ姿とは程遠い賑やかなレストランの様子ですラブ

コハクチョウが水田で採餌する様子

今回も採餌しているところを

動画で撮ってみました。風の音も入ってブレました😓

 

グラデーションバーと矢印

以前はマガンやオオヒシクイも

湖西地区に来てくれたことがありました。

今季も何度かコハクチョウの様子を見に行きたいと

思っておりますので懲りずに見ていただけると嬉しいです😊

最後までお付き合いくださりありがとうございますm(__)m

クリスマスリース風の飾り枠

皆様、ご訪問ありがとうございますニコニコ

初冬に寄せて②は野の実、里の実です。

今年の秋は山に行けてませんので

京都、滋賀、福井の身近なところで見た果実を中心に載せました悲しい

ベリーのイラスト

宜しければ年に1度のクリスマスソングもおききになってみてくださいサンタ

※動画はYouTubeから共有されています。
動画内のすべてのコンテンツは著作権で保護されていますm(__)m

Beegie Adair 🎹音符ヘッドフォン

 Frosty the Snowman (Visualizer)

クリスマスリース風フレーム、ポインセチア、雪の結晶

センダン「栴檀」の果実

センダン科の落葉高木

大きな木は川縁に自生しています。黄熟したセンダンの果実は

有毒ですが生薬

「苦楝子(クレンシ)」は薬用植物として利用されています。

ナンキンハゼの緑の実と葉

オフホワイトに熟したころにヒヨドリやムクドリは

よく止まってますが実は硬いので好んでは食べないようです😅

紅葉をバックにセンダンの果実

センダンの実と紅葉した葉

 

ムラサキシキブ「紫式部」の果実

クマツヅラ科の落葉低木

葉はコムラサキより大形で

果実が葉の付け根のあたりに付きます。

ムラサキシキブの紫色の実

 

ムラサキシキブの紫色の実と葉

 

ノイバラ「野茨」の果実

バラ科の落葉つる性低木

日本のノバラの代表的な種です。

果実の大きさ6mm、先端に萼片が残っています。

ノイバラの赤い実と枝

トゲは嫌われますが日本のバラの代表的な原種で

房咲きする栽培種のバラの品種改良に使われたそうです。

ノイバラの赤い実と葉

 

アオツヅラフジ「青葛藤」の果実

ツヅラフジ科

山野に生え落葉つる性木本

鮮やかなブドウのような実の頃がよく目立ちます。

アオツヅラフジの青い実

晩秋になると白い粉を帯びたような黒色に熟します。

果実の中には生きた化石と言われるアンモナイトに似た

4mmほどの種が入っています。

アオツヅラフジの青い実アオツヅラフジの種子

 

サルトリイバラ「猿捕茨」の果実

サルトリイバラ科の落葉つる性半低木

別名ガンタチイバラ、俗称サンキライ 

アオツヅラフジの鮮やかな実

クリスマスリース用に早くに採取されることの多い果実ですニヤリ

マユミの果実、秋の植物実アオツヅラフジの青い実

 

マユミ「真弓」の果皮

ニシキギ科の落葉小高木

雌木ではやや四角形の果実がつき熟すと

4つに裂けて、中の赤い種子も見られます。

終盤で実が落ち抜け殻になって枝に残っていました笑い泣き

マユミの果実と赤い種子

 

ナンキンハゼ「南京櫨」の果実

トウダイグサ科の落葉高木、中国原産です。

果実の殻の中には白い種子が入っています、

手の届かない高いところにありますので仕組みはじっくり見られませんでした。

白い実と枯葉のツル性植物

 

ツルウメモドキ「蔓梅擬」の果実

ニシキギ科 落葉つる性の木本

可愛らしい果実ですウインク

ツルウメモドキの赤い実と黄色い実ツルウメモドキの赤い実と黄色い萼 

自然に裂けると赤い果肉が顔を出し種子はさらにその中にあります。 

ツルウメモドキの赤い実と黄色い種子

果実はさく果。直径7-8mmほどの球形でまず黄色に熟します。

ツルウメモドキの赤い実と黄色い葉

 

スイカズラ「吸葛」の果実

スイカズラ科 常緑つる性低木

別名キンギンカ「金銀花」

花期は5-7月、花の頃は白い花を二個づつ付けますが

光沢のある黒い果実も2個づつ並んでいます。

アオツヅラフジの黒い果実 スイカズラの実、黒い実と葉

 

サネカズラ「実葛」

マツブサ科

常緑のつる性の樹木

ヤブコウジの赤い実

ビナンカズラ(美男葛)ともいわれ

昔、ツルから粘液を採取し整髪料に利用したそうです。

ヤブコウジの赤い実

 

ヤブコウジ「藪柑子」

サクラソウ科

奥尻島から九州に分布する常緑の小低木 

檜林に自生しています。

ヤブコウジの赤い実と葉

 

ヤブコウジの赤い実と葉

 

ミヤマフユイチゴ「深山冬苺」

バラ科の常緑ツル性低木

本州の埼玉県から四国、九州の山地に分布しています。

ミヤマフユイチゴの赤い実と葉

実は種が気になりますけど甘酸っぱく美味しく食べられます😋

ノイバラの赤い実

 

カラスウリ「烏瓜」の果実

ウリ科つる性の多年草

こんなに目立つ果実ですがいつまでも残っています。

アオツヅラフジの赤い実

種子の形は「打ち出の小槌」に例えられ、

縁起物としてわたしもお財布に二個入れていますニヤリ

写真は大きく見えますが長さ7-9mm、幅9-11mmくらいです。

アオツヅラフジの種子

 

ヘクソカズラ「屁糞葛」の果実

アカネ科つる性の多年草

 茶褐色に熟した果実はツヤツヤしています。大きさは6mmくらいです。

アオツヅラフジの果実 closeup

 

マユミの果皮 裂けて赤い種子

 

最後に小浜の海岸に近い遊歩道でトベラを見ました。

トベラ「扉」の果実

トベラ科の常緑低木

弾けて赤い実が出てきます。
本州の岩手県以南から九州の暖地の海岸に多く自生してますが

街路樹でもよく植えられています。

マユミの四角い果皮と赤い種子

 

マユミの果皮、赤い種子と黄色い実

 

我家のセイヨウヒイラギ「西洋柊」

モチノキ科の常緑小高木

別名はクリスマスホーリー

家族の幸せを願って・・・鉢でもう長く育てています。

セイヨウヒイラギの赤い実と葉

 

最後までご覧くださりありがとうございますm(__)m

 

シクラメンのピンクの花と葉

皆様、ご訪問ありがとうございますニコニコ

 

冬の訪れを告げる甘くて種が少ない大きな柿と言えば・・・

わたしの好物フユウガキ「富有柿」、実家にも大きな木がありました😋

 

今回は滋賀県高島市今津町深清水の「柿の里」から

フユウガキの有る風景をランダムに載せてみました。

写真はすべて今津町深清水の柿農家で写しました📸

説明も読んでいただけると嬉しいですニヤリ

富有柿のイラスト

※動画はYouTubeから共有されています。
動画内のすべてのコンテンツは著作権で保護されていますm(__)m

Kenny Rogers - Green Green Grass Of Home

邦題-思い出のグリーングラス

歌唱-ケニーロジャース音符ヘッドフォン

米カントリーミュージック界の大御所でした🙏

富有柿のイラスト

カキノキのことを少し

カキノキ「柿の木」

東アジアの固有種

カキノキ科の落葉小高木です。

野生のカキノキは、「ヤマガキ」と呼ばれています。

人里では今年全国的に大豊作特に甘カキは

クマの大好物だそうで

ご承知のようにクマが人里に出没する原因の一つにもなっています。

 

富有柿の木に実る柿の風景

桃栗3年柿8年と言いますけど・・

カキは種から育てると、実がなるまでに8年ほど

苗からだと3-4年かかるそうですキョロキョロ

富有柿の木と秋の風景

侘び寂びの趣のある柿の葉の紅葉、

くっきりと浮き出た葉脈、混ざり合った美しい色合いは自然からの贈り物ラブ

富有柿の紅葉と実富有柿の木と葉

フユウガキ「富有柿」

フユウガキは1880年代に岐阜県で誕生した

日本を代表する甘柿の品種の1つ完全甘柿で果樹として、

北海道と沖縄県を除く日本の全都府県で栽培されています。

奈良県(全国の約34%)、

岐阜県(約16%)、福岡県(約15%)、和歌山県が主な産地です。

 

富有柿の果実、瑞々しくもぎたて

 

フユウガキの産地と言えば地元

京都大枝の富有柿は

90年以上の歴史を持つ知る人ぞ知るブランド柿なんです。

ですがわたしは花散策、鳥見のエリアで

高島へはもう長く通ってますし地理にも詳しいほうなので

今津町深清水 のお店に買い出しに行っておりますウインク

 

富有柿畑と畑道

 

今津町深清水 地域は、

「富有柿の北限地」のひとつとされてきました。寒暖差の大きい気候と

良質の土壌・水に恵まれていることが、

甘くておいしい柿を育てる条件になっているそうです。

 

富有柿畑と雪山、遠くの鳥

 

富有柿畑の秋の風景

 

柿の直売所は何軒もありますけどここは清水富有園

新鮮なフユウガキがサイズによって分けてありますし

少し訳ありなども全く問題なくお買い得です。

贈答用の綺麗なフユウガキもお手頃な価格で買えるのが嬉しいです。

こんなお店です。とても楽しく柿選びをさせてもらいましたウインク

  富有柿の直売所。cratesに果物。 富有柿収穫作業、高島市今津町深清水

今年チャバネアオカメムシとクサギカメムシの

被害は見られないとのことで、ほっとしましたほっこり

富有柿と葉っぱのイラスト

この地域での収穫の最盛期はおおよそ11月中旬-12月上旬ですけど

実り多き今年はまだ鈴生りです。

最終的にはカラスなど鳥のレストランになるのでしょう😅

 

実がしっかりしているときの「シャキッ」とした食感、

また「熟しきってトロトロ」になった柿も楽しめます。

こちらはジャムにと下さった

熟したフユウガキ、もう少し柔らかくしてジャムにするつもりです目がハート

富有柿 甘くて種が少ない冬の味覚

 

フユウガキのある風景の最後は

お気に入りのアングル、冠雪の伊吹山をバックにした柿畑ですニコニコ

富有柿畑と雪化粧した伊吹山

ドングリのイラスト

ところで果物の木で

この時期見られる枇杷の花、農家の庭で見かけました。

ビワノキ「枇杷木」

バラ科の常緑小高木

花の大きさは1cmほどで、蕾や花柄は毛に覆われています。

枇杷の花が咲き始めた様子

種から育てると8-10年、苗木からだと3-5年ほどかかるそうです。

枇杷の花が咲く庭木

 

琵琶湖畔で見たハンノキ

ハンノキ「榛の木」

年中見られる松かさ状の果実、画像を追加しておきますm(__)m

ハンノキの松かさ状の果実

雄花は細長い穂状で枝先に垂れ下がって咲き、花粉を飛ばしますゲホゲホ

ハンノキの松かさ状の果実

小さな雌花は、

長さ5mm程度の楕円球形で雄花の下の方に上向きについています滝汗 

榛の木(ハンノキ)の果実、琵琶湖畔

 

そしてびわこ地球市民の森、里の森ゾーンの市道

シキザクラ「四季桜」の花が見ごろでした!

四季ザクラは寒さに強く、山間部にも自生する日本の固有種。 

自生は見たことありませんけど特に岐阜県が有名なのだそうです。

枝全体にまんべんなく小ぶりの花を付けますが一重咲きが基本です。

 

四季桜の花と欅の紅葉

花の大きさは2-3cm

四季桜の花びらと背景の紅葉四季桜の花と青空

 

シキザクラ「四季桜」は、春(3月上旬~4月下旬)と

秋から冬(10月下旬~1月上旬)の年に2回花を咲かせる桜です。

この時期は秋の終わり頃(10月下旬)から咲き始め、

年が明けて1月上旬頃まで楽しむことができます。丁度見ごろでしたニコニコ

 

ケヤキ「欅」の紅葉とのコラボ

四季桜と欅の紅葉

 

長くなりました。

最後までお付き合いくださりありがとうございますm(__)m

 フクロウの親子と紅葉