6月で6年になりました
パパに若年性アルツハイマー認知症の診断が下ってからです
6年前を思い出します
目の前が真っ暗になりました
先が見えない…
恐怖すら感じ
涙を堪えながらの毎日でした
6年経った今
たくさんの人達に支えられ
パパと私は穏やかに過ごしています
あの時
こんな6年後を迎える事ができるとは
思ってもみませんでした
穏やかに暮らしているとはいえ
病気の進行は止まってはくれません
パパの記憶は一瞬で消え
日常生活にも支障が出てきました
洋服の脱ぎ着
洗面、入浴etcに声かけや手助けが必要になっています
物の認識も
場所の認識も わからなくなる時があります
そういった状況の為
不安で私に対しての執着が激しくなっています
家でもちょっと私の姿が見えなくなると
落ち着かなくなり
私を探し回ります
1人でいるのが怖いのだと
思います
でも パパは怒ったり
私に辛くあたったりしません
私には
「ありがとうな」「ごめんな」と
いつも言います
そんなパパを
私は すごい人だと
あらためて思います
尊敬しています
