パリのギメ東洋美術館 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

こちらの記事の冒頭で触れましたが、パリのギメ東洋美術館に訪問してきました。





上記のリブログの記事の中の写真の空は真っ青で、まるで昼間のようですが、18時過ぎています。

最近は20頃でもまだ明るくて、公園の芝生の上やカフェのテラスで、のんびりと長い午後を満喫する人々でパリの街は賑わっていて、ああ、春になったのだなあと幸せ気分に浸っております。


パリの冬は長くてグレーの重い雲に
覆われていることが多いので、パリジャンたちは春のなったら、もう夏のバカンス気分なのです。晴れ船サーフィン


上記リブログ記事では、ミュゼ周辺のメトロや街並みをご紹介しましたが、今日は、その日観た展覧会についてシェアさせていただきますね。



16世紀から17世紀にかけて、
青花(せいか)という「青い文様」の白地に青い文様を表した磁器が、中国からヨーロッパに渡りました。


同様のものを日本語では「染付」というそうです。



今回、見せていただいたのは、ポルトガル・リスボンのフランス大使館の天井を3D技術で復元した天井です。




リスボンのフランス大使館は、かつて王室ファミリーが所有する館だったそうで、このような歴史的、芸術的名品が天井に埋め込まれているそうです。








天井に埋め込まれた陶磁器を外して持って来ることはできませんので、3D技術で復元しています。





展示されていた陶磁器の中でウサギの模様にお皿だけ写真に撮らせていただきました。






ここは館内の図書館だそうです。




今回の訪問では、美術館のキュレーターの方が丁寧に説明してくださり、当時の陶磁器の絵柄の意味など、とても興味深く拝見させていただくことができました。



パリにはたくさんのミュゼがあります。

パリに住む前と住み始めてから1年間くらいは、あちこち通っていましたが、いつでも行けるという安心感から、ついまた今度でいいかなと思ってしまい、興味深い特別展など見逃しがちです。


そういえばオルセー美術館の年間パスポートも持っていた時期がありました。


ルーブル美術館も第一日曜日の無料デーには、息子と一緒に毎月通っていた頃もあります。


でもこうして機会をいただいて訪問すると、そこから派生して、いろいろなことを深く学びたくなるので、これからは、もっと積極的に芸術や文化に触れていきたいなって思ったのでした。



今日は晴天の日曜日。


午前中は家事をして、午後からは太陽を浴びに郊外へ出かけて行こうと思います。


早く準備しなくっちゃ。


いつも私の準備が遅いので、出かけるのが夕方近くなっちゃうので。