紫外線と乾燥から肌を守るサプリメント - フランスマダムのバカンス前の必需品 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

前回の記事で、私の飲んでいるサプリについて

質問してくださった方がいらしたので

紹介しておきますね。




薬局のマダムに勧められて

私が飲んでいるのはこちらです。



OENOBIL SOLAIRE INTENSIF PEAU CLAIRE
(肌の白い人用)





OENOBILというフランスの老舗ブランドで

紫外線対策のプロダクトでは

歴史があり、長年の愛用者も多いようです。





肌の色が生まれつき白く

紫外線に敏感なフランス女性にとって

肌を傷める紫外線の害を最小限に抑えながら

ほんのりブロンズ肌になれるというのが

魅力のようです。







他にもノーマル肌用の製品もあります。


OENOBIL SOLAIRE INTENSIF PEAU NORMAL
(ノーマル肌用)





こちらの製品は、元々の肌がある程度褐色で

太陽に当たってもあまり赤くならないで

日焼けするタイプの肌の人用だそうです。





といっても、この2つの製品の成分は

ほとんど同じで、どちらにも

トマトのリコピンと植物由来のルテイン

そしてセレンが入っています。


違いは、色白タイプの製品にはビタミンBとCが

ノーマルタイプの製品にはビタミンEが

配合されていることくらいでしょうか。




ただ、注意しないといけないのは

これらの製品は、日焼け止めではないということです。

あくまでも、有害な紫外線がおこすサンバーンを防ぎながら

美しく日焼けするというのが目的です。



特に元々の肌の色が白い人は

紫外線に対する耐性がありませんので

しっかり日焼け止めを塗りながら

少しずつ焼いたほうがいいそうです。





最後にもうひとつ

同じシリーズで

アンチエイジングタイプのものも発売されています。



OENOBIL SOLAIRE INTENSIF ANTI-AGE
(アンチエイジング用)





こちらも、主要な配合成分は

リコピンとルテインとセレン。

他にはビタミンCとE

そして亜鉛も配合されています。




最後にセレンについてですが

過剰摂取による問題も報告されているので

他に飲んでいるサプリメントなどがある方は

セレンの取りすぎにならないか

きちんと確認したほうが良いです。



東京都福祉保健局のページによると

セレンは、厚生労働省が作成した「日本人の食事摂取基準(2010年版)」で推奨量(必要量を満たすと推定される1日あたりの摂取量)及び耐容上限量(過剰摂取による健康被害を起こすことのない最大の量)が設定されています。

調査結果について、成人男性に比べて推奨量が低く設定されている成人女性を例にとって考えると、28製品のうち22製品で、表示された摂取目安量が推奨量である1日当たり25マイクログラムを超えていました

セレンは、酵素やタンパク質の一部を構成し、抗酸化反応(酸化物質により細胞が障害を受けるのを防ぐ反応)において重要な役割を担うミネラルです。セレンは、藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれており、日本人の通常の食事で不足することはありません。
(東京都福祉保健局のページより)



詳しくはこちらのサイトを参照してくださいね。

セレンやクロムを含むサプリメントの過剰摂取にご注意



セレンの効用と適正な推奨量と上限量は

こちらのサイトがわかりやすいです。

セレンの解説




がん予防や、アンチエイジング

更年期障害の改善など

メリットもいっぱいあるセレンですが

フランスでも、セレンの入っている

サプリメントを摂るときは

同時にセレンの入っているサプリと

併用しないよう注意を促しています。



複数のビタミンやミネラルが入っている

マルチビタミンサプリにも

セレンが入っている場合があるので

サプリメントを利用するときは

ひとつひとつの成分を見て

他に飲んでいるサプリと

普段の食事内容なども考慮に入れて

飲みすぎにならないように

気をつけたほうがいいですね。



今年こそは、美しく輝く日焼け肌になりたい私ですが

OENOBIOLのサプリは

毎日飲まずに1日おきくらいにしています。

その代わり

できるだけ日々の食品で

肌を強くするため緑黄色野菜や

ドライフルーツ、ナッツなどを食べて

βカロテンやビタミン、ミネラルなどが

不足しないように気をつけています。