6時に温泉に入った後の、今朝の飯がこれだが、
まぁ、山の中だからしょうがないのかな。
北海道の大地の恵みを感じさせる食材は、
どこにもない。
湯は良い。
湯は良いんだがなぁ、この宿。
日帰りで、温泉だけを楽しむには最高でしょうな。
さて、メシを喰った後は、
今回の旅を締めくくる、仕上げとまいりましょう。
ここから、まずはイワオヌプリを目指します。
が、わたくし、侮っていました。
昨年登った、対面に位置するニセコアンヌプリ程度だろうと思っていましたが、
と~んでもない!
まず、この看板から続く石段に心を折られ、
登山口にそびえるこの階段に、
心を、完全に砕かれました。
階段が終わると、今度は岩場の登場となり、
しばらくは森の中の散策となるが、
山頂が望める辺りまで来ると、今度はザレ場、ガレ場、岩場のオンパレードだ。
ただし、たどり着いた山頂からは絶景が広がる。
対面にはニセコアンヌプリがそびえ、
振り返ると、日本海に突き出た積丹半島を望むことができる。
絶景を楽しみながら気持ちの良い稜線歩きを満喫し、
お鉢巡りをした後は、
今度はこの看板に従う。
ニトヌプリとの分岐まで戻ってきた。
時間に余裕があることと、
コースタイム的に大した時間もかかりそうでないので、
二つ目のピークを欲張ったが、
これが大間違い。
前日の雨の影響で、滑る滑る!
岩場あり、切れ落ちた崖もありと、
とんでもない思いをしました。
ここ、右手にロープが見えるでしょ?
ここを伝って下ります。
左は崖。
ここは一見、気持ちの良い草原歩きのように見えますが、
実は、湿地帯です。
靴がもう、ずぶぬれ。
道理で誰も行かないはずだわ。
だが、苦労してたどり着いただけのご褒美が、
ここからは望むことができる。
先ほど登ってきた、
イワオヌプリとニセコアンヌプリの2ショットです。
この山頂には、もちろん誰もいませんので、
のんびりと、昨日札幌で買ってきておいた、
ロイズのドーナツを頬張る。
美味いなぁ。
疲れが吹き飛びます。
さて、気を付けなければいけないのが、下りだ。
登りよりもはるかに慎重にならざるを得ない。
下山し、インフォメーションセンターの係の方と話をしたが、
「初心者コースだと思って来られますが、
皆さん驚かれます。」
だと。
はい、私も思っていました。
今回の旅の締めくくりとして、
のんびりと山歩きを楽しむつもりで来ましたが、
返り討ちに合いました。
う~ん、手ごわいぞ、北海道!
来年も来るか?
さて、下山後は宿に戻り温泉に浸かり、
倶知安まで洗濯をしに行かなければならない。
宿には、洗濯機も置いてありませんので。
連泊する湯治客はいないのか?
返す返すも残念ですな。
晩飯は昨日とはメニューが変わった。
今日は焼肉だ。
喰った後は、明日に備えて寝ますか。
その前に、倶知安のスーパーで買ってきたメロンを喰らう。
食後のデザートはついていないからね。
さて、いよいよ明日(8月22日)は、岐路に着きます。
が、17日目以降のUPは、
自宅に戻ってからになる予定です。
何せ、フェリーの中、Wi-Fi繋がりませんので。