サファイアブルーの目をした若い猫を保護しました。
すぐさま里親希望のオファーがあり、現在トライアル中です。
見た目が良い猫は、当然ながらすぐに希望者が現れます。
それはとても有難いことですが、どうしても見た目が悪い猫たちを気の毒に思わずにはおれません。
とは言いつつも、人間も猫もそれぞれに、ブサイクだから幸せになれない、なんてことはありません。
ゴミ屋敷に置いてきぼりにされ、ゴミ以外の世界を知らない、スモーク猫です。
里親募集は絶望的と思っていましたが、優しい家族に預かっていただく事ができました。
もう、臭いゴミの世界には、さよならです。
2020年の秋、飼い主が亡くなって残されていた、名前も分からぬ猫3匹のうちの、1匹です。
性格は良いのに猫らしからぬ顔付きで、この子も里親希望者は現れないものと諦めていました。
しかし、他の子猫を見にいらした家族がこの子に一目惚れをしてくださって、彼だけ1匹を可愛がってくださる方のお家で、今は幸せに暮らしています。
何がどうなるかなんて、本当にわかりません。
出会いによって猫も人間も、運命が変わってしまうと、痛感しています。
毎回、悩んで悩んで、できるだけ猫にも人間にも負担が少ない解決方法を探り続け、選んだ選択が正しかったのか、また悩み続けています。
多分、苦情の対象になる野良猫が存在する限り、悩み続けるのだと思います。
現在は、依頼者に保護や地域猫を管理する決心がない場合のお手伝いは、お断りしています。
何年間か経験をつみ、やっと断ることができるようになりました!