猫の飼い方は近年、室内飼いが推奨されており、良識ある多くの飼い主が完全室内飼を徹底し、飼い猫の命を守っています。


とはいいつつ人間には選択の自由があるので、猫が外に出たがっているからと、トイレを外でさせる飼い方を選ぶ事もできます。

近隣に住宅や田畑がないのであれば、その選択も悪くないかもしれません。住宅があっても、猫の糞尿を快く受け入れてもらえる場合も全くないとは言えません。


しかし海外で、猫を捕食する野生動物が出没する地域では、外に出した猫たちはみな食べられてしまうため、野良猫が1匹も存在しない地域があるのだとか。

日本では、カラスやトンビが子猫を食事用に連れ去ったり、母猪がウリボウに手を出した子猫を食べてしまった例はありましたが、大人猫が野生動物に襲われる事はそうそうないのではないかと思います。多分ですが…


外で野生動物よりも危険なものは、人間の運転する車です。

そして事故が起きた場合には猫の命ばかりでなく、人間の命も危険にさらされます。


と、いろいろ考えると、猫は室内で飼うのが1番安心です。ただし、飼い主への負担は確実に増えてしまいます。

家にキズをつける、猫のトイレが臭い、片付けがめんどくさい、猫砂代がかさむ等等…


どんな飼い方をしていたとしても、飼い主はみなそれぞれに猫の命を守ってくださっていることと思います。

また、飼猫を交通事故で失ってしまった飼い主は、2度と外飼いをすることはないとおっしゃいます。運良く全員外から元気に戻る猫達だったら、外飼いを辞める必要はないのかもしれません。

ひとそれぞれで、良いと思います。


ただ、これだけは言わせてください。

猫の外飼いをされている方々へ、

私達が行っている、野良猫を増やさないTNR活動の、妨げになっています。

私達は細心の注意をはらい、飼主がいない猫かどうかの確認をしながら、活動をしています。

できる事なら、飼猫は外に出さないでほしい。

外に出すのであれば、せめてサクラ耳カットを、お願いしたいのです。


外飼い推進派のみなさま、どうかご理解、よろしくお願いします🤲



さくら耳カットの見本です💖
よろしくにゃ!