地域猫の餌場の猫たちは、姿を消してしまったこ、近所の方に保護してもらったこ、お腹に刺し傷があって餌やりさんに治療してもらっているこ、老人が飼いたいというので保護した途端に断られたこ、などなど。今は人慣れしていない1匹だけが残っている状態です。

残された1匹以外にも、食べ残しを狙って訪れる流しの猫も何匹かいるので、分量を減らしてそのまま餌やりを続けています。


先週末の積雪のお陰で、餌場に来る猫以外のお客様が確認できました。

残された1匹は小柄なこなので、足跡は小さいはずなのに…




なんだか、犬みたいな大きめの足跡が‼︎

そして、




鋭い爪跡です。アナグマでしょうか?アナグマは冬眠するらしいので、ハクビシンかもしれません。


これらの足跡から少し離れたところに、



これは確かにあのこの足跡です‼︎

遠慮気味ではありますが、ちゃんと食べに来てたのですね。

梅の花みたいな、かわいい足跡です。



猫が野生動物ではないとつくづく感じるのは、餌の食べ方にあります。

ハクビシンやアナグマが来た後は、餌のお皿はひっくり返され水用の器の中は泥水になってしまい、後片付けが大変です。しかし猫達は、たとえ野良猫の場合でもとても上品にご飯を食べて帰ります。


野良猫のことを野生動物ととらえる方もおられるようですが、猫は人間から離れた場所で生息する事はできません。

必ず人間の生活圏の中で繁殖するのです。

野草のノビルに似ていますね。