保護した猫が短期間で亡くなってしまう経験は、何度かありました。

安楽死を選択したこともあります。

どの様な選択をしようとも、いつでも後悔は残ります。

そしてまた、これらの経験のお陰があってか、一昨年の秋に保護した白血病の片目の子猫は、今も生きています。

 

 

病気の影響で、一年以上経っても大人の身体になることはありません。

それでも毎日ご飯を食べ、便を出し、生きています。

朝晩のんでいる抗生剤が命綱と言えるかもしれません。

 

感染力の強い白血病ウイルスに感染しているこの猫は、未感染の猫と同居することは出来ないため、いつもひとりぼっちです。

ケージの中で、ただただ生きているだけ。

それでも生き続けてくれている。

お世話できることを、日々喜ばしく感じています。

 

 

猫は人間のお世話なしに快適な暮らしを享受できないと思っているので、猫のお世話をすることに苦痛はありません。

人間ばかり癒してもらっている様では、人間が廃る!そうも思っています。

 

 

健康で性格の良い子たちは大体、良い里親さまの元へ行きました。

残った猫たちは個性派ぞろいです。

噛みつき癖のある猫、猫に当たりがキツいスケバン猫、ちょっとの音でも逃げ惑うビビリ猫、夜鳴きの激しい猫、顔が歪んだかわいくない猫、おしっこをトイレで出来ない猫、病気持ちの猫などなど…そんな問題児たちのお世話を続けられることは、本当にありがたいと思います。

人間側が元気でないと続けられない。

健康でなくても、元気があれば、なんとかなる。

白血病の子をお世話していて、そんなふうに感じる様になりました。

 

病気持ちだろうが癇癪持ちだろうが、猫と共に穏やかな生活を続けるため、人間側の日々の努力もまだまだ続きます。