突然、人馴れした猫が現れると、捨て猫なのか?と疑ってしまいます。

しかし迷い猫の場合も多々あるので、警察と保健所には必ず届け出してください。

届け出さえしていれば、猫を捜している飼主が警察と保健所に連絡したのち、

速やかにお家に帰ることができます。

そうは言っても、飼い主が現れないケースが殆どです。

届け出をしてくれていないのか?本当に捨ててしまったのか?

 

 

近くの方が、里親募集のポスターを見て、連絡をくださいました。

馴れた野良猫を病院に連れて行き、お家に入れて面倒を見てあげたいが、

捕獲器でないと捕まらないので、貸してもらえないか?また、

捕獲した野良猫を診てくれる病院を教えて欲しい、という内容でした。

 

早速うかがってみると、玄関前には人懐っこいシャムミックス男子が佇んでいました。

写真が下手くそですねゲッソリ

青い目の、とってもかわいい未去勢男子です。

 

私たちがお世話になっている動物病院をお教えし、

翌日その方が病院に連れて行ってくださいました。

病院で血液検査をすると、白血病に感染していることがわかったそうです。

それでもその方は、この子を家に入れて面倒をみます、と言ってくださいました。

いつ、どんな症状が出るのか、どれくらい医療費がかかるのか、

全く予測ができない中での決断です。

本当に有り難いことです…

 

昨年も、ご近所さんが白血病の子をおうちに入れてくださって、

最期まで病院通いを続け、看取りまでしてくださいました。

ちょうど一年前の出来事です。

 

捨てられてから白血病に感染したのか、それとも白血病とわかって捨てたのか…

ついつい疑り深くなってしまいますが、

出会った命を大切にしてくださる方々が近くにいると知り、

とても嬉しく、また心強く感じました。

 

うちの白血病の元気くんも、抗生剤をのみながら、頑張っています。

外のベランダは寒いので、パネルヒーターをケージと被せた毛布の間に置きました。

カリカリも食べてくれるようになり、ガリガリだった背中も少しだけ

肉付きが良くなったようです。

 

猫白血病は他の猫に感染しやすい病気なので、隔離して飼わないといけません。

血液検査で猫白血病がわかると、余命宣告を受けたような気持ちになります。

それでも、命ある限り、猫も人も最期の時まで頑張って生きていたい。

元気くんとの出会いで、腹が据わりました。

 

人も猫も、いつか必ず死んでしまいます。

早い遅いで一喜一憂することもあるけれど、

生きている間は精一杯、誠実に生きていこう、

猫を見ていて、そんなことを考えている師走の夜なのでした。