猫を助けたいと言ったって全ての猫を救えるわけではないので、
選びます。人馴れしているこ、かわいいこ、そして病気のないこ。
また、助けたい一心でどんどん猫を保護してしまえば、
終いには、飼養しきれずに保護した猫のいのちを粗末にする
結果を招いてしまいかねません。
全ての人々が、犬も猫も伴侶動物として受け入れてくれる世の中なら、
一部のボランティアがネグレクトやホーダーにならずにすむのに、
と思ったりもします。
以下は、過去と現在の、猫活動の一部です。
廃墟に捨てられた子猫が少し大きくなった姿です。
6匹ほどいた猫たちを、全員TNRしましたが、
写真のこの子は顔面が疥癬で赤く腫れていて、お腹も虫だらけ、
体はのみとシラミとダニだらけでした。
人馴れしていない子たちだったので、保護はしませんでした。
餌やりさんが廃墟の中で水と餌をあげていますが、
その後、写真のこの子の姿を確認することができていません。
社長が亡くなって閉鎖されたた山の中の作業場に取り残された、片眼の白猫です。
水も餌もないこの廃墟には13匹の猫が置き去りにされていて、
動物愛護推進員の方が手配をしてくださり、
全員のTNRを完了しました。13匹中、10匹が雌でした。
近くの方が餌やりをしてくださっているそうです。
とある場所に捨てられていた子猫です。
近所の方が保護をしてくださっていましたが、
口呼吸をするようになり病院に連れて行ったものの、
レントゲンを撮って間も無く死んでしまいました。
捨てられた時、高い所から落ちて胸を打ってしまっていたようでした。
ある日突然現れて、自ら人間に助けを求めてきた大人の猫です。
近所の方が病院へ連れて行ってくださり、
白血病であることがわかりました。
そのお宅には猫が4匹いましたが、隔離できる部屋を用意してくださり、
冬になる前にお家の中に入れてくださいました。
「あのこ」と呼んでいたとのことで、名前はアノ君になりました。
しかしほんの数ヶ月後、体調を崩し亡くなってしまったそうです。
大人しくて人懐こくて、本当にいい子でした。
現在我が家で保護中の、白血病の元気くんです。
先日、突然にエサを食べなくなり、いよいよか、と覚悟をしましたが、
三日目、床に落ちているカリカリを食べ始め、
今現在、食欲を取り戻しています。
下痢と何処からかの出血があり、引き続き覚悟はしていますが、
穏やかな余生を送れるよう、努力しているところです。
何度か遭っていると思われる交通事故のせいで、
下顎がずれて、耳が聞こえにくくなっている猫です。
鼻の頭のカサブタも、交通事故の痕でしょうか…
脚を引きずって歩いている姿を見てしまい病院に連れて行くと、
年寄り猫でもないのに耳も遠く傷だらけだとわかり、
元いた場所に戻せなくなって保護をしました。
里親希望者が現れる気配があったものの、
ほかの子のオファーとなり、
まだまだ我が家にて女帝の座を譲りたくないようです。
出会いのタイミングで、人間も猫も、
その後の運命が変わるのは当たり前のことかもしれません。
救ったつもりでも、本当のところはわからない…
猫に限ったことではないですね。
選んでしまうのも、生きていく上では必要なことだと思います。
実はこっちが猫たちに選別されているのかもしれないですしね![]()






