亡くなった方のお宅の飼猫を保護するため、玄関先に置かせていただいた捕獲器に、未去勢の野良猫が入りました。

亡くなった方の飼猫は3匹、という情報だけで、室内飼なのか外飼なのか、猫の飼い方すらわからない中での捕獲だったので、飼猫でない野良ちゃんまで捕まえてしまう結果となってしまったのです。

動物病院に無理を言って、去勢手術をしていただくことになりました。野良猫なので、不妊手術をし、手術済の印として耳の先にV字のカットを入れ、元いた場所に戻すTNRの予定で手術をお願いしました。

私たちは不妊手術と同時に、蚤取りだけでなく必ず最低限の健康チェックと、検便とそれに応じての治療を病院にお願いしています。保護ができない野良猫の場合なら、尚更欠かせないチェックです。

手術後、野良猫のお迎えに病院へ行くと、お腹の中がサナダ虫や壺形吸虫などの寄生虫だらけだったことと、エサもろくに食べていない状態だったことを教えていただきました。獣医さんから、戻す場所に餌やりさんはいるのですか?と聞かれ、餌やりできる方が亡くなったことを伝えると、去勢手術をしたのに餌やりのいない場所に戻しては、手術や費用をかけての駆虫治療も元の木阿弥ですよ、と言われてしまいました。確かに…とは言え、他の餌やりがいる場所にリリースしたとしても、猫は慣れない場所には居付かないので、居場所を求めての過酷な移動をさせてしまうことになるでしょう。それではかえって可哀想なことになってしまいます。さて、どうしたものか…

 

 

つづく