毎年夏は来るとは言え、この暑さにかなりやられております…
ウォーキングもついに日がかなり傾いてからのスタートそれでも、脱水&熱中症ぎみで帰りはちょっとフラフラですよ。
不思議なもんで、街中は無風であっても田園は必ずそよそよと風が吹いているのです。特に橋の上は川を吹き渡る風が涼しくて
それでも倒れたらいけないので、体調や外気温を考えながらウォーキングコース選択の日々です。
話はガラリと変わって(笑)。
先日工房に胡蝶蘭が届けられまして、どなたかランを持って帰ってくださいなとのこと。
でもねー、皆さん胡蝶蘭を育てるとなると手が上がらず…なので、もらうことに。
実は20代の頃に、ランにハマったことがあってねぇ。最終的にはたぶん20鉢くらいはあったと思うこれくらいの数になってくると、冬の南側の窓はすべてランに占領されましたよ。んで、春は植え替え、夏は寒冷紗張って朝晩と水をあげ続けるみたいなね
でもね、洋ランとかって割と日本の冬にも慣れてくれるので温室なくても育つんですよ。コツがわかればどんどん大きくなるし、花もたくさん咲きます。
しかーし、大きくなるということは持ち運びが重くなるもんで、株分けする必要がある。でもって、株分けすると鉢が増えていく…という、決して減ることのない無限ループになるのダ
でも、今回は寄せ植えしてある胡蝶蘭の鉢から1株だけだし、いっかなと
前日に鉢と水苔などを買って、水苔はあらかじめ水に浸して用意しました。
お祝いなどで頂く胡蝶蘭って豪華ですけれど、あれは大きな鉢の中に寄せ植えしてありまして、中身はこんな状態です。
こういうのを3つとか5つとかを大鉢に入れ込んで、水苔で覆ってあるのです。
抜いてみようかと引っ張ったりしたのですが、出ず…
仕方ないので切りました
買ってあった鉢に入れてみたら、なんと高さが合わない
ランって高く育てるからね…
しばし考えたけれど、高さに合わせた鉢だと今度は周りがゆとりありすぎるんで、思い切って根を切った
ちょっとかわいそうだけどしゃーない、スマン。
そして次が困った案件。なんと私がランにハマっていたときの生き残りがベランダにいたのですよ
実はランをやめようと思ったとき、私はご近所の洋ラン好きな方に全部差し上げるつもりだったのですが、母が私が育てる!あげちゃうの勿体ないじゃないの!!ってんで母にあげたのです。
ま、皆さまのご想像通り(苦笑)、ほぼこの世から消滅なさいまして…です
それでも細々と生きながらえた子がおりまして、もう奇跡のようなですよ
しかし、長年ベランダにほったらかされて過酷な状況下で生き延びただけあって、当然ながらのお姿に…
東洋ランなんですけどね、もう雑草まで生えてるし…
ところが、これが鉢から抜けないのなんのたぶん根が目いっぱい詰まっているんですよ。よく素焼きの鉢が割れなかったね。
もうね、下の穴から押したり引っ張ったり格闘ですよ。最期は鉢を割るしかないかなと思ったとき、ようやく抜けたー
すごいよ、見たことないくらいギチギチに詰まっとる…
少しずつ根をほぐしてなんて思ってたけど、全くほぐれる気配ナシ。ハサミで切ろうにも、もう全然入っていかない感じ
私の力ではどうにもならず、ついに… 台所から包丁持ってくるはめに
そんな格闘が続いたため、全く画像はありまへん。マジ無理でした
本来のこの株は1株ずつぷっくりとしているのですが、もう株を太らせるなんてことできない状況で、芽を出すのがやっとだったんでしょうね。
かなりヒョロヒョロしてましたが、こんな状態で生き延びていたのが信じられないくらい。
でもって、鉢に植えて気づいた…水苔足りない
あまりのギチギチ根だったのと、生きている部分だけ残してかなり切って整理しちゃったもんで。
すぐに買いに走る(笑)。
とりあえず、完了の図
何十年ぶりのランの植え替えだろうか(笑)。もしかしたら枯れちゃうかもしれないけれど、やれることはやってみた。
ってことで、このまま育ってくれると、冬には私のナイトテーブルはチランジアとランたちに占領されるとこになる…ね
誰だろう、ユリのつぼみにタンポポの綿毛乗せたの