今日は風もなくてとってもいいお天気
洗濯物を干した後しばらくベッドでくつろいでいたら、お部屋のポカポカにだんだんと
はっ いかーん
花粉なんかに負けないゾ 歩くもんね
私のウオーキングコースには、お庭にお花や木を植えている家が多い。これからの季節はどのお庭を覗いてもお花があるからうれしいの
そして、だんだんと田園に近づくと…
遠くに梅林が見えてきます。夕日に照らされて薄っすらと霞がかかったような…
昔の犬の散歩コースだったので、学生の頃からこの風景はきっと見ていたはず。
でも、本当の美しさに気づいていただろうか…
桃源郷のような美しさに胸がキュッとなる。
桜とはまた違う可憐さがありますよね。
ここは梅の実を取るための梅林なので、本当に花の数も多くてキレイなのです。
田園の川を見ながら歩いているとき、美しい夕日に足を止めました。
じっと夕日を見つめならがら「私はまだ生きるのかしら…」「もっともっと目覚めることはできるのかしら」と天に呟いていました。
ここ数年なぜか今生きていることに感謝というか、こうして生きてこられたことの奇跡にありがたいような不思議に思うような…うまく表現できないのだけれど、生きていることに対する思いが湧いてくるのです。
命にかかわる病気をしているわけではないけれど、ここまで精神的にも肉体的にも辛いことは十分にありました…でも、こうして生きている、生き延びたんだな…みたいな感覚もあるのかな。
そして、再び歩き始めたとたんに空に舞う大きな鳥を見つけました。
その鳥はゆっくりとこちらへ向かって飛んできます。
あの独特のフォルム…シロかな?アオかな?
夕暮れの空に淡いブルーグレーの大きな姿…アオだ。
私の歩く場所のアオサギはシロサギに比べると体も大きく、人には警戒心が強くてあまり側では見ることができません。
でも、このときのアオサギは私の近くをゆっくりとフワフワ飛んで行きました。
『大丈夫だよ、そのまま行きなさい』
そうメッセージを受けました。
行きなさいだけでなく「生きなさい」も含まれていたかな。
私の問いにちゃんと天はメッセージをくれるありがたい
胸が一杯になりながら歩き出しました…
背丈の大きな草が生える前に、小さな草花たちは花を咲かせて群生します。
なんて美しく可愛らしいのかしら。