
さてさて、以前に100年前の職人に挑戦ーーー と言っていた部分をちょっとくわしく。
やってみたのはこの部分
このドロップ型のところです。よーく見ていただくとわかりますが細く透かしのようになっております。
これをどうしてもやってみたかった。アンティークなんかだとたまにあるんですよこのようにとても細い溝というか透かしになっているものが。
で、どうやってやるのだろうかとずっと不思議でした。すると工房の先生がやり方を教えてくれたんです!
やったーーーー!
まず、作りたい形に穴を開けまして、そこにほんの少し小さい同じ形のパーツを作る… へっ? 何ですとぉぉぉぉっ
ほんの少し小さくっておっしゃいまして?? ほんの少し????すでにこの時点でかなり消耗してますアタシ

でもって、その小さいパーツに本体とくっつけるための柱を付ける。今回は3箇所でいいかなーって… マジ
この小さいパーツに更にちっこい柱つけんの????でも、これはまだ序章に過ぎなかった

今度はこの柱をギリギリまで削ってリングの穴に入るようにする。もちろん透かしがキレイに出るように偏ることなく真ん中に \(゜ロ\)(/ロ゜)/ きゃーーーーー
さらにさらに、これをロウ付けするんですってよ奥さんっ
マジかーーーーーいやー左右に2回この工程を繰り返すんだ… つらいようっ … 「何でこんなこと考えちゃったんだろ…」 という、いつもの嘆きパターン。工房の生徒さんは皆心の中で思う「あぁ、また面倒なことやっちゃってんのね」って
たははははそんなこんなの苦闘があってのリングなんです。
キレイな物を作ろうと思うといろいろあるんです、はい
