最近の円安で輸入ナッツ、ドライフルーツ類の値段が軒並み値上がりし、
アル(ヨウム)に食べさせる量も減っていました
2012年は1キロ1500円前後だった生クルミも
(この記事の頃ね)
今やどこの店も2000円台。
しかも消費増税も加わり、ダブルダメージ
そんな中、先日の某TVを見て久しぶりに生クルミを注文しようとしたら、
世の中、皆考える事は一緒なんですねー
注文殺到で発送は5月半ば過ぎ
と書かれてました
なんせ、塩、オイル無添加の生ナッツはスーパーでは売っていないので、
ネット頼りです
仕方ないので注文しましたが
せめて送料無料にしようと干イチジクも一緒に注文しました。
アルはイチジクも大好きで小粒の硬い(イラン産)も、大粒のやわらかい(トルコ産)も、
喜んで食べてくれます
もちろん、半分は飼い主の胃袋に…って、
賞味期限の関係で、飼い主も食べるの手伝ってるんだってばー
↑絶対違うと思うが
ただ、イチジクには虫がいます。
時々口コミ等で虫がいる云々文句言ってる人を見かけますが、
知らない人にはショックでしょうが、イチジク(外国産)の虫は
本来居て当然です。
きちんと明記しない店も悪いと思いますが、
(あっても、稀に虫がいます程度)
書かれてたら初心者は嫌がって敬遠してしまうのでしょう。
仕方無いのかも知れませんが、
例えばクリ(栗)に虫が入っていても
みんな知ってるので特にクレームになりませんよね
でも、イチジクはそれ以上に居て当たり前なのです。
「イチジクコバチ」と言う虫の名前、
元々知っていた人も、某TV放送を観て知った人もいるでしょうが
このイチジクコバチの悲しい運命を知っていたら、
「イチジクに虫が~ぎゃ~」
なんて、とても言えないと思います。
短く纏めるのは難しいのですが、
詳しく書かれたサイトを読んで頂けると分かりますが、
イチジクにはオスの木とメスの木があって、
イチジクコバチというハチが花粉を運ぶことで受粉し、
種子をつくります。
イチジクコバチがいないとイチジクは子孫が残せないのです。
また、イチジクコバチもイチジクの実に卵を産むので、イチジクなしでは子孫が残せないのです。
(勝手に一部コピペさせてもらいました)
とあります。
しかし、実際はもっともっと悲しい運命にあります。
詳しくはこちら
産卵から2か月ほどすると、イチジクの実の中でコバチの成虫が誕生します。
しかし、実の外に出られるのはメスだけ。
オスは、メスに自分の子孫を託すと、
わずか数時間という短い一生を終えます。
(当然、実の中で…)
無事に別
のイチジクにたどりついたメスも
狭いすき間を無理やり通り抜けるため、
体液は外に出てしまい、羽はもげてしまいます
産卵と受粉を無事に行うと、メスもわずか数時間の短い生涯に幕を閉じます
(当然実の中で死にます)
(勝手に一部コピペしました)
そうです、こんな一生を、このイチジクコバチ達は
遥か昔から繰り返しているのです。
その、ハチ達が命を託した大切な実を、
人間は食べているのです。
(もちろん、アルも私も)
それでもやっぱ「虫なんて気持ち悪~い」と思うかも知れませんが、
知ってたら、虫がいても驚かないでしょ
日本はハチが寒さで生きられないので、日本産は大丈夫だそうです
ただ、それ以外も色んな虫(線虫)とかが入るので、
奴らには入って欲しくないですけどね
私は虫入ってても平気です
ま、多少栄養価が増える程度にしか思ってませんので
え、だって、ブタ肉だって、魚だって、
寄生虫いるの知ってて、みんな食べてるよね?
(生じゃ食べないけど)
追記
注文したトルコ産イチジクが届きました。
今回購入したいちじくはいつもの店では無く、別の店で購入しましたが、
上部に切込みがあり、中の虫が確認済でした。
干イチジクの虫が気味悪くて食べられない
と言う人が居ますが、
この商品なら検査済ですので、比較的安心して食べられると思います。
(絶対に居ない訳ではありませんが、私は1キロ購入して1個も虫入りに当たりませんでした)
(画像クリックで商品ページへ行けます)
値段はもっと安い店もありますが、虫入りの書き込みも多く、品質にバラつきがあったり、
送料無料になるまでの料金が高かったりします。
更に、輸入ドライイチジクにはカビが付着し、猛毒のアフラトキシンが検出される場合も有りますので
あまり安い品はお薦めできません。
私が以前購入していたイチジクは切込みが無く、虫検査が出来ない為か、居る袋に当たると、けっこう居たりします。
居ないロットは居ませんが、通常、当たりはずれが有るようです。
この店↓(nutsberry)の干イチジクのレビューは、以前はやや評価が割れていましたが、
検品済のお陰か、2014年位~の評価は概ね良い様です。
イチジクを一度購入したいが迷っている、と言うなら、一応お勧めです。