先週末は盛りだくさんでした。
日曜日はフューネラル(お葬式)に行ってきました。
今回は、
「職場のおじさんの伯父さん」のお葬式。
関係はかなり薄い(というかほぼない)ですが、スターロンが誘ってくれたのと、
ステイ先のママが婦人会で参加するというので、
「パラオ式のお葬式をしっかり見てこよう!」と行ってきました。
不謹慎かなとも思いあまり写真撮れてません(´`)
スターロンに頼めばよかった~
まず9時に会場に着きました。
そのハムレット(集落。パラオではすごく重要)の集会場には、棺と親族の方々が。
外にテントをたて、参列者が座ります。
集会場の中はさすがに覗けませんでした。
さっそく朝食?スナック?が配られます。
ツナサンド2個とバナナマフィン、ゆで卵と桃缶、飴とガム。
「あそこのシャバル(日本人)にも!」と、持ってきてくれました。
飲み物も若い子たちが順次回って配ってくれます。
今日はパラオ人ペースに合わせて拒まず飲んでみたら、
3時間で
水→イチゴミルク→水→オレンジジュース→水
飲み干しました。
10時に何やらスタートした様子。
どなたかが挨拶をして、
パラオ名物の
「香典金額読み上げ」
が行われます。延々と
12時には人がいっぱいになりました。
お昼が配られます。
パラオ人も大好きなお稲荷さん。
この中でパラオっぽいのは左上のかぼちゃのココナッツミルク煮と右下のタロイモでしょうか。
食べきれないのであとは持ち帰り。
食べながらボーっとしていると、隣の婦人会の方々が突然
♪タ~ロ~サ~ン シ~ロ~サ~ン
ア~サゲ~ノ シッタック
ホラ コッケッコ~ コッケッコ
ヨ~ガア~ケェタ~
歌い出し、
1ドル札を握りしめた女性が踊りながら登場。
歌っていた人に1ドルを渡していきます。
これはパラオの風習で、
お葬式やベイビーシャワーなど人が集まった時には、これが延々と続きます。
選曲は何でもいいみたいですね、お葬式だけどコッケッコ。
その後も歌と踊りは続き、外にいる人たちはキャッキャしてました。
ふと前の集会場に目をやると、タオルで涙を拭く人が。
「え!泣いてる!」
と一瞬びっくりしましたが、そうだ、これはお葬式なんでした。
集会場内では近しい親戚が集い、順々に親戚のおじさんの伯父さんにお別れしていきます。
途中声をあげて泣く人も。
そりゃそうだよなと、私まで泣きそうになっていると
さっきまで笑っていた全員もさすがにシーンとなっていました。
6人の男性が棺を担ぎ、外に運びます。
別な男性がココナッツの葉を持ち、棺の中の個人に話しかけます。
何を言っているか分かりませんが、それを見ていると私はまた涙が…
周りでは再び爆笑。
あとでスターロンに聞いてみると、
その男性は個人のタイトル(役職。ここではハムレットの中での役職)を引き継ぐ人で、
「天に召されるのに、必要なもの全て持っていっても構いませんが、あなたは多くのアンティ(おばさん)たちの心を奪って行ってしまうのですね。【一同笑】
天国でアンティたちに会って楽しく過ごしてください。
そしてまたアンティと結婚してください。【一同笑】」
というようなことを言っていたと。
それから、
「泣くのは集会場にいる家族の役目、外にいる人たちは明るく楽しい思い出で送りだす役目だ。」と。
そして棺がお墓に行くところを見届けて、お葬式が終わりました。
9時から14時までのお葬式。
ほとんどが香典金額読み上げだし暑いしで
「そろそろいいかな」と途中何度も思いました。(ごめんなさい)
何度も「忍耐」の二文字が頭をよぎりました。(ごめんなさい)
しかしホストシスターのプロイも見たことがない、お見送りの場面は見られてよかったねと。
確かにとても良い経験をさせて頂きました。
棺を見送るときに歌われていた歌にも多くの日本語が聴き取れました。
「ヨロシク~なんとかかんとか」
意味は
「もう私は死んで天に行くと、みんなによろしく伝えてくれ」
「よろしく(お願いします)」は日本語独特の表現だと聞きますが、
パラオでこうして歌として使われていて感動しました。
良い日曜日でした。
お葬式に行かなかったプロイ。「お葬式のお弁当は~?」と。
確かに美味しかったです。



