著者: 村上 春樹, 安西 水丸
タイトル: 夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説


不可思議ワールドに、ニヤニヤ。

昨年の九月に(  )採りにボルネオに行ったまま
消息のとだえていた伯父から、やっと一枚の絵葉書が届いた。


もし、あなたなら(  )のなかには、どんな言葉を入れますか?
キノコ? ダイヤモンド? 幻の巨大魚?
それじゃあ、なんだかありきたりすぎて、おもしろくありません。

村上春樹はアンチテーゼという単語を入れて超短編を作ってみました。

この本には、不可思議でシュールな超短編が36本と、
替え歌『朝からラーメンの歌』オマケまでついています。

日が暮れると襲撃してくる海亀や気色悪いラクダ男
ものまね好きなくもざる
突然訪ねて来る虫窪老人インド屋さん

村上春樹の作品なんだから、何か深い意味があるに違いない。
これは何かの隠喩なんだ。
なんて考えて読んでたら、この本の本当のおもしろさはわかりません。

この本は、いわば言葉遊びと想像力。

この微妙なおかしさは、松本人志の笑いを思い起こさせます。
『ごっつええ感じ』でコントにしたら、メチャクチャおもしろいだろうなあ・・・。