著者: 森 絵都
タイトル: リズム


心の純粋さや素直さを測れるメーターになる本?

小学生だった頃に仲良しだった男の子が
夢に出てきて驚きました。

「なんでこんな夢、見たんだろ?」と思ったら、
『リズム』が机の上に置いてあるのが目に入りました。

どうやらこの本を読んで、
踏み固めたはずの十代の頃の思い出が
掘り返されてしまったようです。

物語の主人公は中学一年生の「さゆき」
さゆきには大好きないとこの「真ちゃん」がいます。
でも、真ちゃんの家族がバラバラになってしまうことに・・・。

子どもの頃のように、みんなで仲良くいたいのに、
いつまでもあの頃のままではいられないことを、
さゆきは受け入れなければいけません。

みんなが少しずつ、オトナへと近づいていきます。
弱虫の幼なじみ「テツ」も、
夢を叶えたい「真ちゃん」も、
真ちゃんのことが大好きな「さゆき」も。

思春期真っ最中で、純粋すぎて、
なんだか読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうので、
ちょっと斜めに構えて読み始めましたが、
ラストでの真ちゃんの言葉にはちょっぴり感動してしまいました。

まわりのことが気になって
自分がメチャクチャになりそうなとき、
心の中でリズムをとるんだ。
まわりの音なんて関係ない
自分だけのリズムを――。


感動度で、
心がどれだけ純粋で素直か測れるような気がします。

十代の頃の私なら、
きっともっと感動していたんだろうな・・・。

ともあれ、「そういえば中学生の頃はあんなこと考えてたな」
と思い返すことができる小説です。

いつのまにか、自分が大人になってることに気がついてしまいました。

※当ブログのリンクを通して商品のご購入がありました。
 どなたか存じ上げませんが、ありがとうございました。
 この場を借りてお礼申し上げます。

 改めて、いい加減なことは書けないなと身を引き締めました。
 今後も、自分の文章に責任を持って、  
 楽しく続けて参りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。