美容院に行ってきました。
冬なのに、ベリーショート。
やっぱり耳がさぶ〜
こちらの美容師さん、２度目のせいか家族の話なんかもするようになりました。
今年お父さまを亡くされたそうで、昭和の父親の話になりました。
ちゃぶ台返しなんて知らないでしょ？
って聞いたら、思いがけない返事が返ってきました。
ちゃぶ台返しぃ？ありましたよぉ、だけど私ね、この通り小柄でしょ、すばしっこいんですよ〜。
あ、ちゃぶ台返しする気だな
って思ったら、お茶碗とおはし持って、ちゃぶ台の上に飛び乗っちゃうの〜。
でね〜、父親が私のこと打とう（ぶとう）としたら先手必勝
こっちから先に引っ叩いちゃうの
アハハ〜
つ、つ、
つわもの〜
ハイトーンの個性ありすぎる声で言われると、可笑しさ倍増でした
そんな手があったのかー
ちゃぶ台返し返し
アッパレ
私は子供の頃、ぽっちゃりで鈍臭かったので、そんな芸当、知っててもできなかったな〜。
でもそんな事できたら…ポワンポワンポワ〜ン♪
と想像しましたけど、その後は怖くて裸足で逃げただろうな〜
現実は厳しい
やっぱり彼女も裸足で逃げたそうですけど… 内心ドキドキ、でも、
してやったりドヤッ
って気持ちもあったんじゃないかしらね〜、ちょっとウラヤマシイ…
お父さまが亡くなる前に、
「お前には厳しく当たっちゃったな」
って仰ったそうなんです。
彼女は、お父さまが認知症だったからそんな事言ったと思ってたんですね。
それ、正気で言ったのよ
思わず叫んじゃいましたよ。
私は介護の経験はないですけど、認知症の人がしばしば正気になるのは知っています。
男親なんてシャイなんですから、面と向かってそんな事言うのは大変なことですよね。
亡くなる前にちゃんと伝えられたお父さま、立派です。
そう言えば、私の父が出てきて
伝えてくれたことをまだ書いていませんでした。
母が出てきた時の話は
次回に書きま〜す。
そちらもよろしくお願いします