6月に読んだ本をまとめてみた | いつかは世界征服

いつかは世界征服

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6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2317ページ

MM9 (創元SF文庫 )MM9 (創元SF文庫 )
うわー。めちゃめちゃ、面白かった。設定といいストーリーといい、大満足でした。怪獣大好き人間としては読んでいてハートにささることささること。めっちゃええやん。なんで、怪獣が出現するのか。なんで、怪獣は物理法則にとらわれないのか。いやぁ、本当にお上手に説明しています。読んでいてまったく違和感なし。上手にだましてくれましたね。因みに、お気に入りはグロウバットです。
読了日:06月30日 著者:山本 弘
新本格もどき (光文社文庫)新本格もどき (光文社文庫)
なかなか趣向が凝っていて面白かった。本歌取りをしつつ、読者が納得するミステリを書くことは並大抵のことではないでしょうね。どれもこれも、本家の特徴をうまいこと捉えていて思わず、ニヤリとしてしまいましたよ。個々は短編として独立していながら、全体的に繋がった流れもあって、1冊で2度おいしいって感じですじゃ。(歳いくつやねん。)
読了日:06月24日 著者:霧舎 巧
セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)
面白かったのか、面白くなかったのか、よくわからない作品だった。少なくともカタルシスはない。感動できるかどうかは、主人公たちの考え方にどれだけ共感できるかって言うところが大きいと思うけど、そういう極限状況になったことがないので、なかなか難しいところ。そのへんが、ささらなければ、ああ、そうなんだという感じになってしまうかな。いづれにせよ、三好さんは大変です。
読了日:06月18日 著者:石持浅海
なつかしのTV青春アルバム!―特撮・アクションドラマ篇 (文春文庫PLUS)なつかしのTV青春アルバム!―特撮・アクションドラマ篇 (文春文庫PLUS)
とても懐かしく読みました。番組の紹介はともかく筆者の思い入れがかなり激しく書かれているので、拒否反応を起こす人がいるかもな。まあ、言わんとしている事はわからないでもないですが。レインボーマンとか昔の特撮番組をまたぞろ観たくなりましたよ。いまじゃ、決してTVで放送できないものも多いでしょうけど。
読了日:06月16日 著者:岩佐 陽一
三匹のおっさん三匹のおっさん
有川さん、安定してるなぁ。3匹のおっさんをどんな風に活躍させるのかとおもったけど、うまいうまい。祐希と早苗というキャラクターを持ってくることによって得意のフィールドを展開させるところなんか本当にお上手。登場人物もみんな男前でかっこいいし。いやぁ、」満足満足。若干物足りないと思ったのは、3匹が強すぎて。安定感がありすぎかな。もっと、強敵が登場したら面白かったかもなぁ。そのへんは、続編の長編を期待するとして(おいっ!!)
読了日:06月12日 著者:有川 浩
支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)
うーん。ネタとしては面白いんだけど。ユーモアミステリになりきれてないんだよなぁ。主人公のキャラクター設定がアレなんで、暗めのトーンのなっちゃうのは仕方がないにせよ、もう少しメリハリが欲しかったなぁ。設定自体は、もろ、好みなんでちょっと残念です。http://bookreview999.blog72.fc2.com/
読了日:06月04日 著者:北森 鴻
阪急電車阪急電車
いやぁ、よいですねぇ。何を隠そう、過去阪急神戸線の住人だっただけに、まあ、目に浮かぶというか、なんというか。今津線もわけあって出没していただけになんとも懐かしい。それにしても、有川さん、どうしてこんなに男心がわかるのか。ストライクゾーンつきまくりです。登場人物もまともな人達ばかりで読んでいて、ほっとしましたよ。
読了日:06月01日 著者:有川 浩

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