計画を作成する人 | ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネ試験を目指して勉強していらっしゃる方々から、エム・アイ・シー試験相談センターにお電話で寄せられる質問や疑問。

同じようにケアマネ試験を目指している方々の参考にしていただければ・・・と思い、ご紹介します!

 

みなさん、こんにちは。

 

 昨日梅雨入りした大阪ですが、

 

今日は、昼過ぎから陽が差していますね。

 

 

 

それとは何の関係もありませんが、

 

今朝から質問の電話が多いんですよね。

 

出願の時期が来て、みんな思い出したように

 

勉強し始めてるんですかねぇ。

 

 

 

しかし、ここんところ電話で聞かれるのは、

 

「先生、ユーチューブで話していたアレなんですけど・・・」

 

「先生、ユーチューブ27本(6月8日現在)

 

アップされてますけど、今年は打ち止めですか?」

 

「先生、ユーチューブって、全部一発OKなんですか?」

 

 

 

 

みんな、ユーチューブばっかり見てないで、

 

ちゃんと問題解いて、基本テキスト開いてくれよぉ・・・。

 

 

 

ま、いいでしょう。

 

そろそろ始めましょうか。

 

 

 

みなさん、「計画」と名の付くものは、

 

全部ケアマネさんが作ると思っていませんか?

 

 

 

まず、整理してみますと、

 

居宅要介護者に対しては、

 

「居宅サービス計画」というものがつくられます。

 

 

 

その居宅サービス計画に位置づけられたサービス、

 

例えば訪問介護とか、通所介護といったものですが、

 

それぞれのサービスを提供する事業所が

 

それぞれに計画をまた作成します。

 

訪問介護計画とか、通所介護計画とか。

 

 

 

イメージでいうと、

 

居宅サービス計画という、でっかい計画があって、

 

その下に小さな計画(訪問介護計画とか通所介護計画など)が

 

いくつもぶら下がっている感じになります。

 

 

 

このとき、一番上にある「居宅サービス計画」を

 

俗にケアプランと呼んだりします。

 

そして、下にぶら下がっている訪問介護計画などを

 

個別サービス計画を呼んでいるわけです。

 

 

 

施設でもだいたいおんなじ。

 

施設サービス計画という、でっかい計画が作られて、

 

その下に、介護計画やリハビリ計画、栄養管理計画など

 

小さい計画がいくつもつくられます。

 

施設サービス計画がケアプラン、

 

介護計画などが個別援助計画と呼ばれます。

 

 

 

まぁ、居宅の場合、ケアプランつくるとこと

 

個別サービス計画をつくるとこは、別の事業所になりますが、

 

施設は、みんな施設の一員、っていう違いはありますけど。

 

 

 

で、原則としてケアマネさんが作るのはケアプランです。

 

そして個別サービス計画や個別援助計画は、

 

原則としてケアマネさんはつくりません!

 

 

 

計画と呼ばれるものを、

 

なんでもケアマネさんがつくるわけじゃないんですよ。

 

 

 

ただ、例外があります。

 

要支援者のケアプラン(介護予防サービス計画)は、

 

ケアマネさん以外の人(保健師や社会福祉士など)が

 

つくることがあります。

 

 

 

さらに、個別サービス計画の中でも、

 

小規模多機能型居宅介護計画と

 

看護小規模多機能型居宅介護計画については、

 

ケアマネさんがつくらないといけません。

 

 

 

繰り返しになりますが、

 

原則として、ケアマネさんが作るのはケアプランだけ、

 

でも、小規模多機能系の場合は、

 

個別サービス計画もケアマネさんがつくりますよ、

 

ということでした。