おはよ・・・もう、お昼でしたね。
今日は、いろいろありましてこんな時間となりました。
と、いうことで早速始めます。
問題 28 BPSD(認知症の行動・心理症状)について、より適切なものはどれか。
3つ選べ。
1 BPSDは、認知症が進行し、終末期に向かうほど顕著になる。
×・・・BPSDっていえば、妄想が起こったり徘徊したりですよね。
終末期になると、もう寝たきりになって、徘徊とかできなくなりますからね。
2 BPSD出現の背景には、便秘や睡眠障害がある場合もある。
○・・・そんな場合もありますね。
3 BPSDの対応には、認知症の人に対するもののほか、介護者(家族)への
支援も含まれる。
○・・・基本中の基本です。
4 BPSDへの対応は、薬物療法を優先して行うべきである。
×・・・基本テキストにも、回想法や音楽療法等の非薬物療法が第一になる、
ってあります。
5 家庭や福祉施設では対応が困難なBPSDの場合には、
老人性認知症疾患療養病棟などへの入院も検討する。
○・・・そういうことになるでしょうね。
問題 29 高齢者が服用することが多い薬剤と副作用の組合せとして、
より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 鉄剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・消化器症状 ○
2 降圧薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・起立性低血圧 ○
3 利尿剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・唾液分泌過剰 ×
4 抗不安薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・便秘 ○
5 非ステロイド性消炎鎮痛薬・・・・・・・・・低血糖 ×
③の尿薬は体外に水分を排出することになるんですから、唾液分泌過剰というより
むしろ、口渇を感じるくらいですね。
それから、⑤の非ステロイド性消炎鎮痛薬は、糖代謝をあげるので
肥満の人は糖尿病のリスクが高まります。
以上。