こんにちは、バンコク帰国子女専門塾 MIC の松尾です。本日は、新小学6年生として、中学受験で合格を目指すお子さんの役に立つ「中学受験での国語学習の始め方」をお伝えします。
中学受験の国語で、合格点をとるためには「読む力」「解く力」「書く力」を高いレベルで身につける必要があります。
最終的には、上記の力をバランスよく身につけることで合格点へと到達しますが、どの力をどの段階で高めていくと良いかは、国語力で異なります。
大まかなイメージは
小4 「読む力」=文章を読んで理解する力
小5 「解く力」=文章を読み、問題を解く力
小6 「書く力」=文章を読み、自分の考えを表現する力
となります。小学6年生は、「書く力」を身につけることを意識する学年ととらえています。「書く力」を身につけるのは難易度が高く、「読む力」「解く力」がある程度身についていないと、うまくいかない場合も多いです。
しかし、近年は思考力・表現力が重視されるようになり、「書く力」をためされる記述問題は増加傾向にあります。
それでは、どのようにして「書く力」を身につければよいか、その一つの答が「習慣化」です。「習慣化」することで継続した学習が可能となり、「書く力」が身につきやすくなります。
新小学6年生としての学習がスタートするこの時期に、「書く力」を身につけるために、おすすめするのが以下の2つです。
1 小説のあらすじのまとめ
2 論説文の要旨のまとめ
1 小説のあらすじのまとめ
「書く力」を身につけるための習慣化の題材としては、小説がおすすめです。小説は、論説文と比較すると、読みやすく、取り組みやすいためです。
小説の問題を解く際に、まず「登場人物」をまとめることからはじめると良いです。お子さんの状況に合わせ、登場人物を列挙するところから始めます。
登場人物を抵抗なくまとめられるようになったら、「場面」つまり、「いつ・どこで・だれが・どうした」を追加します。ここでも、お子さんの状況にあわせて、まとめる項目は、順次増やすようにします。
このようにして、小説のあらすじをまとめる習慣を身につけていきます。
2 論説文の要旨のまとめ
小説のあらすじをまとめる習慣がついたら、論説文の要旨のまとめに移行します。お子さんによっては、小説よりも論説文の方がまとめやすい場合もあるので、その場合は論説文からはじめると良いです。
論説文の要旨のまとめでは、「話題・キーワード」のまとめからはじめると良いです。本文中に繰り返し使用されている言葉をさがし、まとめます。
「話題・キーワード」をまとめられるようになったら、「段落のまとめ」→「要旨のまとめ」へと進んでいきます。
このときも、「書いてまとめる」ことの継続を優先し、細かな内容の正誤はそれほど重視しない方が習慣化しやすくなります。
このように、問題演習で文章を読んだときに、内容をまとめるために「書くこと」を習慣化することで、記述問題を解くときに必要な「書く力」の土台をつくることができます。
また、読んだ文章を書いてまとめることで、文章知識も身につきやすくなり「読む力」の強化にもつながります。
以上、小学6年生が新学年として学習を始める時期に意識すると良い「中学受験での国語学習の始め方」をお伝えしました。
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