『ONCE ダブリンの街角で』で知られるジョン・カーニー監督による『はじまりのうた』。平たく言うと、あれですね
ゲリラレコーディング ニューヨークの街角で
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といういわけで素敵音楽映画『はじまりのうた』の感想です
製作国:アメリカ(2013)
監督:ジョン・カーニー
出演:キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、アダム・レヴィーン、他
レイティング:なし(エロもグロも一切なし、驚くほどクリーンな映画です)
104分
お気に入り度 85%
( ;∀;)イイハナシダナー度 90%
※ピアノ担当の彼がどうなるのか心配なのでー10%で
ミュージシャンカップルのグレタ(キーラ・ナイトレイ)とデイヴ(アダム・レヴィーン)。デイヴのメジャーデビューが決まり2人は共にニューヨークで暮らすことになる
共同で音楽を作ってきた二人だが、求められたのはデイヴだけ
グレタは彼女兼付き人状態に
更にデイヴが浮気(好きな人ができたって言ってたから本気か)
デイブの元をとびだし、ストリートミュージシャンの友人、通称仏のスティーヴの部屋に転がりこむ
仏に連れられ小さなライブハウスで歌うグレタ
そこに偶然居合わせた落ち目の呑んだくれ音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)は、グレタの歌声を聴く
“勝手にアレンジが聞こえてくる”
呑みすぎによる幻聴を聞きグレタに可能性を見出したダンは彼女にデビューの話を持ちかける
デモテープを作っていなかったグレタはダンとアルバムを作る事に
それはニューヨークの街角で野外レコーディングするというワクワクする試みであった
良い映画を観たな~と清々しい気持ちになりました
元彼役のデイヴ、見たことある顔だなぁ、歌声も聞いたことあるなぁと思ってたらマルーン5のモテ男アダムだったんですね。イケメンで歌上手いしモテるし、演技もできるんかい!
(画像はトレーラーより)
キーラ・ナイトレイの歌も良かったです
上手いというより味があるというか、歌声が素敵!
ダンの音楽仲間だったラッパーの存在感すごかったです
みっち子は気になってしまいましたよ(←ggrks)
↓から結末までのネタバレ感想です。同じ監督の『ONCE ダブリンの街角で』の結末にも触れてます
良い映画でしたね~
音楽が特に良かったです
『ONCE ダブリンの街角で』も音楽がすごく良かったですね
2006年の映画です
ONCE ダブリンの街角で 【DVD】
アイルランドのダブリンで出会った男女が音楽で通じ合っていく、素朴で良い意味で無骨な感じがする映画だったと記憶しています
今回の『はじまりのうた』は舞台がニューヨークという事もあってか前作より洗練された感じでしたね
『ダブリンの街角で』はハンドメイド感満載で音楽を作っていくのですが、『はじまりのうた』ではPCとマイクで音楽を作ったりしていて。10年足らずでずいぶん世の中便利になったのねぇとしみじみしてしまいましたよ
セントラルパークにチャイナタウン、地下鉄のホームなどでのレコーディングシーンは最高でした
(画像はトレーラーより)
街の喧騒も音楽の一部にするというおしゃれさですよ
ダンの娘もギターで参加!バイブス上がるー!!
今出来る方法で一歩を踏み出そう
そんなポジティブなメッセージを感じましたよ
印象的に残ったシーンはやっぱりココ
音楽は魔法だ
平凡な風景が意味のあるものに変わる(ダンさん談)ここダジャレですよ!
グレタとダンがお互いのプレイリストを一緒に聞き合いながらニューヨークを散歩するシーン
これがいい感じの音楽ばかりで、ニューヨークの日常の景色が何だか素敵になるんですよ
プレイリストには性格がでるって言ってましたね、そうかも
思わず自分のipodナノ見たら、初期のレディオヘッドの曲で埋められてる90年代中二病まるだしのプレイリストでしたよ何だか穴があったら入りたい
夫のスマホの音楽アプリ見せてもらった事があったのですが、ワンオクやMAN WITH A MISSIONの曲と紅蓮の弓矢が入ってました・・・。どんな性格だよ
ラストの展開も好きでした
元彼デイヴのライブに行き、2人で作った曲を歌うデイヴを見て涙しライブ会場を去るグレタ
デイヴの事は自分が一番良くわかってるとグレタは信じていたと思うんですよ
でもそこには疑う余地もないほどにスターとなった、グレタの知らない顔をしたデイヴがいて
2人で作った2人の曲だと思っていたけど、たくさんの人に受け入れられた“Lost Stars”がそこにはあって。そんなこんなで涙が出ちゃったのかなと思いましたよ
そして、ここでお互いにきちんとお別れできたのでしょうね
アルバムを完成させたグレタはレーベルと契約せずに、ダンと一緒にネットを使って1枚1ドルで売り出します
ただものでないオーラ全開の売れっ子ラッパーの協力もあり、アルバムの売れ行きは好調なスタートを見せ、そのせいでダンはレーベルをクビになりました。やたらポジティブな雰囲気のクビでしたね
グレタは自分がやりたい方法で音楽活動をする事を選んだんですね
1ドルという安価にしたのは、たくさんの人に聴いてもらいたいという考えもあったのでは
序盤では、スターになりたくない、自分と猫のために曲を作ってると言っていたグレタ。デイヴのライブを見て、考えに変化があったのかな
『ONCE ダブリンの街角で』の主人公はヒロインに、完成したアルバムを持って一緒にロンドンに行こう、プロを目指そうと誘いますがヒロインは同意しません
男は夢を追いロンドンへ、女は現実を選びダブリンに残るというラストでした
青二才だった当時の私はこの結末にもどかしさを感じたものでした
『はじまりのうた』を観て、今の時代だったら共にダブリンでプロのミュージシャン目指す道があったんじゃないかなー、もったいないなー、と考えてしまいました
まぁ、その時々でちゃんと考えて選択した道であればどんな結果になっても後悔はしないだろうし無粋な考えでしたね、笑
そんでもって、映画『はじまりのうた』の結論
持つべきものはスティーヴ
(画像はトレーラーより)
やたらと有能なのに出過ぎないスティーヴ(右)
観た人誰もが彼の善き人ぶりに拝まずにはいられなかったのでは
序盤、浮気されたグレタがスティーヴに泣きつくシーン
片手でグレタを抱き止め、もう片方の手でグレタが手を離した自転車をキャッチしようするも腕が短くて届かない!倒れる自転車
なんだこの愛らしいシーンは、萌え殺す気か
しかも彼はこの映画における重要な進行役だったんですよ
・スティーヴがグレタをライブに連れていったから、ダンとの出会いがあった
・スティーヴがアドバイスしたから元彼に音楽送りつけて、それがきっかけでケリもついた
・スティーヴがキッチンにいたせいで、グレタとダンはイチャつけなかった
物語の進行と良心を司るスティーヴは、ジョン・カーニー監督の投影かしらと妄想してしまいましたよ
音楽の楽しさが詰まった『はじまりのうた』
Lost Starsが2015年アカデミー主題歌賞にノミネートされてましたね
グレンことキーラ・ナイトレイ版とデイヴことアダム・レヴィーン版、どちらも素敵ですね
キーラ版
アダム版
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