おはようございます☆彡

一般社団法人 未病ヘルスケア協会がお届けする『未病情報!』!!

https://mibyohc-association.or.jp

 

 

 

 

 

 

「未病って何ですか?」

 

とよく聞かれますが、

 

未病とは、

 

「健康でもない、病気でもない状態」のことをいいます。

 

通常、ほとんどの方は症状があって病院にいきますが、病気を診断されなかった場合には、医師からは通常様子をみてもらうように指導されます。この状態が未病にあたります。

 

さて、症状が慢性的に続いている場合、医師の指示通りに何もしないでず~と様子を見ているのと、症状が起こっている原因(生活スタイル)を考え、病気になる前に生活スタイルを積極的に改善していくのとでは、症状の進行や予後が全く変わってきます。

 

この事実について、世間ではほとんど知られておらず、一方で、未病の段階における生活指導ができる医師は皆無というのが現状です。

「未病の方が健康を取り戻すために(+病気の方がさらに悪くならないように)、医学、栄養学、心理学的な観点から生活習慣の改善の指導やサポートを行うところ」

 

 

医学博士 笠木氏がお届けする【未病】

 

今日のテーマは未病と自律神経」です。

 

まずは基本的なことからです・・・

 

自律神経には2種類あります。交感神経と副交感神経です。交感神経は自分に元気スイッチをいれる神経で、副交感神経は自分をリラックスさせる神経です。

交感神経と副交感神経 は常に両方はたらいていますが、どちらかがより活発に機能していることが多く、たとえば、 交感神経がより活発に(交感神経が 副交感神経よりも優位に)働いているのであれば、 元気スイッチ がはいる、逆に 副交感神経 が交感神経よりも優位に働くのであれば、 リラックス スイッチが はいります。 交感神経が 優位な時間は朝起きる前くらいから夕方くらいまで(6時~18時)でそれ以外の18時から翌朝の6時までは 副交感神経 優位に働きます。すなわち、これがリズミカルに行われるといいのですが、不規則な生活をすると神経の切り替えがうまくいかず、休みたいときに休めず(夜寝られない)、働きたいときに力がでない(朝がおきれない)ということになります。こういったときは未病の症状がでやすくなります。これに気づいて、どう修正していくのか、人によって、おかれている環境が異なるので、対策も異なってきます。

 

「自分の自律神経のバランスは自分でコントロールする」