おはようございます☆彡

一般社団法人 未病ヘルスケア協会がお届けする『未病情報!』!!

https://mibyohc-association.or.jp

 

本協会では未病クリニックと連携し「未病栄養血液検査」を実施し栄養カウンセリングを

行っていますビックリマーク

糖質中心の食生活による弊害が体調不良そしてアレルギーや糖尿病など様々な病を

引き起こしている要因となっています

この糖質中心こそが 現代版「栄養失調」を招く一大要因となっていると考えますショボーン

運動不足が取り上げられるように食生活による栄養不足がもっと取り上げられない限り

健康な人は増えないでしょうえーん

毎日 病院は体調不良そして病気の人で満杯状態ショボーン

医療先進国かもしれないが健康後進国は間違いないでしょうあせるあせるあせる

 

こんな記事がアップされていましたので掲載します・・・

 

心の不調は栄養問題の可能性も 心療内科医「患者の9割以上が低血糖症」

ストレスや年齢のせいだと思っていた不調は栄養不足の可能性がある。自分に足りない栄養素を知ることが、心身の健康のカギになる。AERA 2019107日号に掲載された記事を紹介する。

 不安だ、やる気が出ない、物忘れをする……。こうした症状も食べ方が原因となっている可能性がある。

 

 「心療内科に来た患者さんに『あなた栄養が足りないわよ』と言うと最初はびっくりします」

 

  そう話すのは、心療内科医で「ひめのともみクリニック」(東京都品川区)院長の姫野友美医師だ。もともと姫野医師は心身症やうつ病、パニック障害などの患者に対し、薬やカウンセリングなどを用いたスタンダードな治療を行っていた。ところが、薬を投与すればするほど症状が悪化していく人がいる。別の治療法があるのではないか……。そんな時に出合ったのが「分子整合(オーソモレキュラー)栄養医学」だった。栄養素と食事によって心と体を改善する療法で、1960年代にカナダの医師が提唱し94年には国際学会が発足、国内でも注目を集めつつある。姫野医師によると、薬でも認知行動療法でも治らなかった患者に変化があらわれ、薬なしで治ってしまう人もいるという。

 

 「たとえばうつ病の治療には足りなくなったセロトニンを体内で効率よく使い回すSSRIなどの薬を用いますが、自分の体内で毎日新鮮なセロトニンを作ることができれば、薬も少量で済み、副作用も抑えられます」(姫野医師)

 

  ここ数年で目立つのは、「低血糖症」の患者で、精神症状を訴えて姫野医師のクリニックを訪れる患者の9割以上が低血糖症だという。低血糖症は糖質に偏った食生活によって引き起こされることが多い。

 

 「キレやすい、急に気分が落ち込む、わけもなく不安になったりイライラしたりする人は、糖質のとりすぎを疑ってください」(同)

 

  糖質のとりすぎ以外にも、栄養不足によって引き起こされる症状はたくさんある。

 

  例えば、注意力がない、寝起きが悪い、些細なことが気になる場合は、鉄不足の可能性があるという。鉄は主に酸素を全身に運ぶ働きがあるが、鉄分が足りないと脳内神経伝達物質も足りなくなり、メンタル面に影響を与える。

 

「特に女性は鉄不足の人が多い。クリニックに『うつ病かもしれない』と来た女性のうち、約8割が鉄不足でした」(同)

 

  鉄不足を防ぐには何を食べればいいのか。姫野医師いわく、「まずはヘム鉄です」。

 

  鉄には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」があるが、吸収率が高いのはヘム鉄。レバーや牛肉、鶏肉、鶏の砂肝、カツオ、アサリなどに多く含まれる。

 

 都内の会社員の女性(43)は最近、論理的な思考ができなくなったと嘆く。

 

 「年のせいかなと思うのですが」

 

  思考がまとまらない、アイデアが思い浮かばない、会議中に話の流れがわからなくなる、何度も同じ話をしてしまう……そんな場合は、たんぱく質が足りていない可能性がある。

 

  脳は基本的にたんぱく質と脂質でできているが、脳のエネルギーとなる神経伝達物質の原料もたんぱく質だ。さらに、ホルモンや神経伝達物質と結合する細胞膜受容体もたんぱく質からできている。不足すると神経と神経がうまくつながらなくなり、頭の回転が鈍くなってしまうのだ。

 

  1日にとりたいたんぱく質の目安は、体重1キロあたり11.5グラム。体重50キロの人なら約5075グラムが目安となる。卵12個、肉や魚各100グラム、豆腐半丁、納豆1パック、豆乳200cc、間食にナッツや小魚。これでだいたい1日分だ。複数種類のたんぱく質を3回の食事と間食にわけてとるのが理想だという。

 

 「たんぱく質を含む食品の多くは、ビタミン・ミネラルも豊富です。また、必要量のたんぱく質をとると満腹感が得られ、結果的に糖質のとりすぎを防ぐことができます」(姫野医師)