おはようございます、大阪の俳優みぶ真也です。
ぼくの怪談仲間に、サイファーさんという人がいます。
昔から、一緒に何度も怪談イベントで怖い話を披露し合う仲です。
先日、お会いした時に
「みぶさん、この前、く○はのショッピングモールでタンクトップを着て買い物していませんでしたか?
ちらっとみかけたんですが、あまりに体が筋肉でムキムキだったので声をかけられませんでした」
???
幽霊をも恐れぬ怪談の猛者が怖がる筋肉とは…?
以前、演歌アイドルの山内惠介くんからも
「みぶさんは怪談の人なのに、どうして筋肉が強いんですか?」
と訊かれて、返事に困ったことがあります。
ぼくは俳優であり、怪談を語るタレントであり、パワーリフティング協会のベンチプレス選手でもあるというだけですが、俳優と怪談、俳優と筋肉は結びついても、怪談と筋肉は一般的にどうも相性が合わないようです。
そういえば、サイファーさんも、惠ちゃんみたいな細身の二枚目です。
「みぶさんは怪談の人なのに、どうして?」
じゃ、怪談は華奢な人が似合うかというと、「サイコ」や「鳥」を作ったヒッチコックは超肥満体ながら“スリラーの王様”として君臨しています。
が
日本的な幽霊の出て来る怪談とマッチョというのはどこか似合わない。
ホラー映画に登場する筋肉男は、大抵、ゾンビの集団をバリバリ殺戮する大味なヒーローです。
ところで、実は、ぼくと同じマッチョでスキンヘッドの俳優が語った怪談に震え上がったことがあります。
テリー・サバラス自身の体験談です。
「実は、この世のものではない男が…」
怪談と筋肉の融合した瞬間でしょうか。
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