おはようございます、大阪の俳優みぶ真也です。
1970年代、美男の代表はアラン・ドロンとジュリーこと沢田研二さんでした。
ドロンはジャン・マレー、ジェラール・フィリップの後を次ぐフランス映画の正統派二枚目でしたが、ジュリーにはストーンズなどを出発点とする不良の匂いが残っており、ショーケンらと組んだロックバンドPYGを解散してからは放浪のプリンスの趣がありました。
自作のフォーク・アルバムを出したり、裸足でステージに上がったり、駅員に頭突きしたり、必ずしも行儀のいいアイドルでなかったのも魅力です。
高校時代、ぼくも停学で自宅謹慎中は毎日ジュリー作詞作曲の「不良時代」を聴いて浸っていたものでした。
何より10年くらい前は、彼も同じ関西の不良高校生だったわけですから親しみがあったのです。
ジュリー自作アルバム「今、僕は倖せです」より「湯屋さん」
ユーヤさんをこれだけ茶化しても許されるのはジュリーだけです。