映画「海のふた」 | ♪ずっと昔からこのまんまだよ

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菊池亜希子主演の映画「海のふた」を観ました。
原作は、よしもとばななの同名小説。

都会の生活に疲れ、故郷の西伊豆の小さな町に帰ってきたヒロインがかき氷屋を始めることに。
訳あって彼女の実家に預けられた母親の大学時代の友人の娘との同居生活が始まる・・・

理想だけでは生きていけない。
菊池亜希子演じるヒロインの、まりと、ずっと地元で暮らしてきた元彼オサムとの温度差。
まりも一度は、どんどん寂れていく街を捨てた人で、どれだけ理想を掲げても現実は甘くない。
それでも、前を向いて生きていくしかないのですね。

菊池亜希子さんは「森崎書店の日々」以来、久しぶりに見たけれど相変わらず素敵な女優さんですね。
かき氷が食べたくなるそんな映画でした。