恵み | みぶろーにんのブログ

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懐かしのヒーロー鞍馬天狗に月形半平太。
そのライバルで敵役の近藤勇と新撰組に憧れて数十年。
武士の魂と滅びの美学に魅せられた団塊世代です。

今日は全国的な晴天

当地上越市も25℃の最高気温予想がでていますので、日向での体感温度は30℃近いのでは・・・

 

 

我が家のチューリップや君子蘭も満開・・・

 

 

 

明日22日(日)まで開催の「第93回高田城百万人観桜会」は、開会日の6日にはほぼ満開となってしまい、折角の晴天も葉桜見物となって残念

期間中の週末はずっと荒天続きだったのに・・・今になってこの晴天は皮肉なものですね

 

 

まあ自然には逆らえませんのでこれも致し方なし・・・

自然は時に厳しく時に優しく

「想像できることは実現できる」と豪語する人類も、流石に自然をコントロールすることはむつかしそう・・・

 

 

そんな自然の恵みに感謝しながら。今日は「ぜんまいの天日干し」

先日女房が採ってきたものです・・・

 

 

 

ぜんまいやわらびはアクが強いので、うどやこごみのようにそのまま食べられません。わらびは重曹などに浸せば程なく食べられますが、ぜんまいは湯通ししたあと一度乾燥させ「干しぜんまい」にしたうえ水で戻して食べます。

天日干しはゴザの上に一掴みずつ置いて乾燥させますが、胞子は食べられないので乾燥具合をみながら手で揉みほぐし、胞子やゴミなどを取り除きます

 

 

山菜のなかでもこのぜんまいは、手が掛かることから結構高値で販売されます。この地方では、正月の雑煮に欠かせないもので昔から保存食として重宝されていました

 

 

 

こちらは「こごみ」

タイミングが合わないと直ぐ伸びてしまって・・・場所を熟知していないとなかなか良い物は採れません

処によっては「こごめ」ともいいます

 

 

 

こちらは「うど」

女房の友人から戴いたものですが、茎が太くて芽の若い上物です

 

 

 

女房に山菜採りを教えたのは私ですが、最近は食べる係専門職に

何といっても長いものヘビが嫌いなので・・・

気にしない女房は平気なんですが、嫌いな私はわざわざ探してしまうので目に入るんですよ・・・これが

 

 

最近は多くの地域で『山菜採り禁止』の看板が立つようになったことも遠ざかった原因のひとつです。これはマナーの悪い人が増え、山菜のみならず栽培物を採ったり、田畑を踏み荒らしたり(猪かいむかっ)、ゴミを捨てたり、地元に迷惑を掛ける人が多くなってきたからです。もちろん女房は禁止区域外で採っていますあせる

 

 

昔は、両親・子供一家揃ってピクニックに行くような感覚で、おにぎりを持って山菜採りに行ったものです。鍋と具材を持参しての竹の子刈りなんて最高のレジャーでしたね

 

 

自然の恵みと女房の働きに感謝しながら「ぜんまいの手揉み」に勤しんだ みぶろーにん でした