最近、邦画が勢いづいていると言われている。
阿部寛主演で人気コミックを実写化した映画「テルマエ・ロマエ」や、前・後篇で公開された「僕等がいた」、3Dで話題となった「貞子3D」など、ジャンルもまったく違うこれら作品は、ヒットの指針と言われる興行収入10億円超えているそうだ。
そんな中、話題になってはいる(話題にさせられている?)ものの、興行成績が伸び悩んでいるのが香里奈主演の「ガール」だ。
吉瀬美智子、麻生久美子、檀れい、向井理など豪華キャスト陣をそろえた直木賞作家の奥田英朗さんの原作の映画化。
公開前には、香里奈自らバラエティー番組などTVで番宣活動を精力的に行う一方、TCK(東京シティ競馬)のイメージキャラクターとなりタイアップで宣伝活動を行うなどしていた。
しかしながら6月11日時点での興行収入は5億6802万円と派手さに掛けるものとなっている。
その要因として言われているのが、原作で描かれているキャラクター性が映画でうまく表現されていないとの事。
また香里奈が今まで演じてきた役柄で付いたサバサバとした彼女自身のイメージと、本作で演じているカワイイもの大好き女子という役柄のギャップが合っていないとの評判が大きく響いているようだ。
「働く20~30代女性に共感できる映画です」と香里奈は宣伝していたが、出演者が香里奈や吉瀬美智子、檀れいなど“美女”“スタイル抜群”では、世の女性陣達は共感しづらいと個人的には思うところであり、森三中やハリセンボンなどの面々が演じた方がよほど共感できる気がする。
最近ではモデル業よりもテレビや映画などでの女優業に軸足を置いている彼女だが、演じるという事に関してはまだまだあまり評価を得ていない。
役者は特定のイメージが付いてしまう事を嫌う傾向にあるが、彼女の場合、今後特定のイメージから脱却しないと単なる“モデル上がりの女優”となってしまう可能性もあると思えてならない。
しかし、ヒットもしていないのに“大ヒット御礼”などのイベントをやるのだけは勘弁してほしいものだ。
モデル業は限界あるからね~