福島第1原子力発電所の事故に終息のメドが立たない中、今度は高速増殖原型炉「もんじゅ」への懸念が高まっているようです。
高速増殖炉もんじゅは1995年、ナトリウム漏れによる火災が発生し、運転を停止。
2010年5月に運転を再開しましたが、その年の8月には核燃料の交換時に、原子炉容器内に機器が落下する事故が起きいまだに引き上げられないでいます。
そのせいか最近、ネット上ではもんじゅに関しての騒ぎが相次ぎ、出所不明の資料に基づいた「デマ」も広がっています。
もんじゅを運営している日本原子力研究開発機構(原子力機構)では、ウェブサイト上で15分おきにもんじゅの外観の画像を更新、公開していますが、それを閲覧した人が「異変」を発見。まず最初にツイッター上で「もんじゅから白い煙が上がっている」との情報が出始めたようです。
「いよいよやばいの?」「絶対に起きてはならない事が起きているのかもしれない」と、事態を恐れる投稿が書き込まれ、中には情報を広めようと「拡散をお願いします」とする人まで現れたようです。
この白煙は、結局トラブルなどではなく、煙の正体は蒸気、放射性物質は含んでいないとの事。
原子力機構はサイト上でも「異常ではありません」と呼びかけています。
過去に何度もトラブルを起こし、今は原子炉容器内に機器が落下したまま運転がストップした状態のもんじゅには、福島原発で過敏になっている今は、大勢の人がつい飛びついてしまっても仕方がない事なのでしょうかね。
さらには出所不明の「もんじゅ被害想定マップ」なるものまで出回り、デマに拍車が掛かってしまったようです。
大丈夫なの?大丈夫じゃないの?「もんじゅ」