福島第1原発の爆発事故をめぐり、後手後手の対応や隠蔽体質に批判が殺到している東京電力。
所管する経済産業省原子力安全・保安院も人ごとのように「問題ない」と繰り返す一方で、現場担当者が地元住民より遠い山向こうまで避難し、国民に強烈な疑心暗鬼を植え付けています。
国も東京電力もアテにできない非常事態の中、最少人数で作業にあたる現場の原発作業員たちは、まさに決死の覚悟で戦っています。
「Handful of ”heroes” battles to keep nuclear plant under control」(一握りのヒーローたちが、原発の制御を維持するために戦っている)
米CNNは、同原発をめぐる記事の中で、こんな一文を掲載しました。
彼らヒーローとは、言うまでもなく、真っ暗闇の中、懸命に注水作業を続ける東電や協力会社の社員たちです。中には、家族が今回の地震で被災。いまだに連絡が取れない人もいるという。
彼らは、自然界で人が1年間に浴びる放射線量許容量の最大400倍にあたる放射線を浴びながら、作業を続けているそうです。日本の命運は、文字通り一握りのヒーローに委ねられているのかもしれません。