「芸術は爆発だ!」の名セリフで知られ、20世紀を代表する芸術家岡本太郎氏。26日に生誕100年を迎えますが、生前を知らない若い世代がその強烈な個性に魅了されているそうです。音楽祭や展覧会、ドラマなどでの相次ぐ登場から見えてくるのは、多面体の魅力。
赤い大地の上でうねるように伸びる1本の木。根元には単細胞生物がひしめく。幹には三葉虫の群れ、上部に行くに従い、恐竜やマンモス、ゴリラ、頂点に人類と、進化する生物が張り付く。
70年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」の内部展示「生命の樹」。壮大ですが、どこかユーモラス。岡本太郎記念館が20分の1に縮小復元し、一般公開しています。産業や技術の発展をうたった万博で、岡本太郎氏はあえて近代思想に「ノー」を突きつけました。
NHKは本日からドラマ「TAROの塔」で激動の生涯を描きます。太郎役に松尾スズキ、生涯のパートナー敏子役は常盤貴子。
岡本太郎氏の芸術家としての全体像は、枠に収まりきらず、さまざまな角度から魅力に近づくことができるようです。