イタリア旅行 quatro | 未亡人ですから。

未亡人ですから。

2011年3月半ばに突然の未亡人に・・・。
未亡人にしかかけない笑いあり、涙ありの
ブログを配信しますので、
どうぞごひいきに~。

3日目、ローマからフィレンツェに移動した。

名鉄電車を超カッコよくした感じの真っ赤な電車、italoで移動。






赤の色が流石だね❣️

マジでカッコいい!







とてつもなく重いスーツケースを軽々と上に乗っけるむすこっち。


あぁ、、、
こんなに頼れるまで成長したのね。
もぉ、子どもじゃないんだなぁ、、、。
嬉しくもあり、少し寂しくて涙が出た。


ここから、この旅1番の出来事が凄い勢いで押し寄せるのだ。。。




フィレンツェの駅からホテルまで徒歩4分。
地図で見てもめっちゃ分かりやすい。


にもかかわらず、どうにもホテルまでの路地が見つからず、1時間かかっても見つけられない。。。


Googleマップも全く使えず諦める。。。



お水を買ってお店の人に聞くが結局分からない。



タクシー乗り場まで戻り、こう伝えた。

●●ホテルに行き、チェックインするのを待ってもらい、その後ジョットの鐘楼まで連れて行って欲しい。


でも、運悪くホテルの名前が名所と同じ名前だったらしく、そちらに連れて行かれてしまった。


ホテルって言ってるのに、ちゃんと聞いてくれないし、スマホの翻訳先生の文字もチラ見するだけ。。。




まぁ、乗り場からそのホテルは車で1分の場所だったからね、勘違いするのも仕方ないよね。。。




結局もう一度説明して、名所からホテルまで引き返してもらい、なんとかチェックインはできたものの、とっても楽しみにしていたジョットの鐘楼、クーポラの見学の予約時間に間に合わなかったのだ。



めっちゃ頑張って予約してもらったのに、1番楽しみにしていたのに、ホテルマンにも聞いてみたが、時間厳守だから残念だったねって言われてしまった。


それにしても、なぜ、あの時あの路地が消えたんだろう。
きっとその後に起こる全てに繋がっていたんだとう。。。


気を取り直して、お散歩に出かけた。


テキトーに歩いて行くと、何これーーーーー!
凄い!!!!!
フィレンツェと言えばコレよね❣️







そう!
このドゥオーモのクーポラに登るはずだったんじゃん!


何やら入り口に人がたくさん並んでいるではないか。。。
18時の回のチケットのない人は入場させて貰えずUターンしている。



私たちの予約時間は16時だったけど、ダメ元で1番最後に並んで聞いてみた。


「イイよ!」とウインクしながら入れてくれた。



なんだ(笑)
行けたやん!
さすがイタリア❣️ラッキー!


でも、翌日のピサの斜塔ツアーで一緒になった人達に聞いたのだが、時間厳守につき遅れた人はみんな断られていたらしい。



あぁ。
なにかの導きを感じてしまうわ。。。
ざわざわするーーーーー。




はい。
マジでヤバいやつ来ました。



クーポラの見学、、、
463段の延々と続く狭い螺旋階段なの。
薄暗くて、マジで怖い階段。








なんと、その螺旋階段。。。
わたしが幼少の頃から夢で見続けている階段だったのだ。。。


ずっとずっと何かから逃げるようにその螺旋階段を降り続ける夢。

もちろんいい夢ではないよね。


その夢を見るとね、、、
すぐではないけれど、割と近いうちに人が亡くなるの。。。


螺旋階段を上る夢は一度も見たことがない。
上った先に何があるんだろう。。。





壮大な天井画を真近に見る事が出来ました。

それは、生と死が入り混じったものでした。
生と死は常に隣り合わせにある。





そして、生死は自然なこと。
生あるものは、いつか必ず死んでしまう。



その数時間後に祖母が天国に旅立ちました。







おばあちゃん。
ありがとう。
101歳の大往生。


おばあちゃんがここに連れてきてくれたのかなぁ。。。


とりあえず、最後まで諦めないことにしよう。
どんな時も、最後まで諦めない。




小さい頃から夢で見続けてきた階段。
生死につながる階段だったんだね。



おばあちゃん、お母さん(娘)に会えたかな。。。